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NASAステータスレポート

飛行4日目(2)
STS-105 NASAステータスレポート#7
ジョンソン宇宙センター
2001年 8月 13日(月)午後6時(米国中部夏時間)
2001年 8月 14日(火)午前8時(日本時間)



国際宇宙ステーション(ISS)の第3次長期滞在クルーは、米国中部夏時間8月13日午後2時15分(日本時間8月14日午前4時15分)に、ISSの指揮権を委譲されました。ISSの次期のコマンダーが、ソユーズ宇宙船のカスタムメードのシートの内張りの交換作業と、ロシアのソコール宇宙服の気密チェックの完了を確認することで、権限が委譲されることになっています。

これにより、第2次長期滞在クルーは、3月18日に第1次長期滞在クルーと交代して以来の、148日に及んだISS滞在を終了することになります。第2次長期滞在クルーが来週ディスカバリー号で帰還するまでに、ユーリー・ウサチェフ、ジム・ヴォスそしてスーザン・ヘルムズは、ISSで163日、宇宙で167日を過ごすことになります。

ウサチェフからカルバートソンへの公式なISS指揮権委譲のセレモニーは、8月20日にディスカバリー号がISSから分離する直前におこなわれる予定です。

シートの内張りや宇宙服の交換は、多目的与圧補給モジュール「レオナルド」のISSへの取り付けと並行しておこなわれました。「レオナルド」は、食料や衣服、実験装置やその他の機材を、宇宙に運んだり地球に持ち帰ったりするために3機製作された貨物補給機のうちの1機です。8月13日午前10時55分(同8月14日午前0時55分)にISSに取り付けられ、午後2時47分(同8月14日午前4時47分)にハッチが開放されました。

正式にクルーが交代したので、第3次長期滞在クルーのカルバートソン、パイロットのウラディミール・ジェジューロフ、そしてフライト・エンジニアのミハイル・チューリンは、去りゆく住人との全般にわたる引継ぎ作業を始めます。ISSのシステムについての説明を受けたり、内部の機器やコンピュータの構成がどうなっているのかや、ISSでの最初の日々に実施する作業の手順などについての説明を受けたりする予定です。

クルーは8月14日午前4時10分(同8月14日午後6時10分)に起床し、3トンを越える補給品や実験装置などを「レオナルド」から搬入する作業を続けます。本日午後2時(同8月15日午前4時)からISSの2人のコマンダー、カルバートソンとウサチェフは、テレビのインタビューを受ける予定です。この模様はNASATVで生中継される予定です。

結合した2つの宇宙船は、平均高度244マイル(約399km)の軌道を、90分で周回しています。次のステータスレポートは8月14日午前6時(同8月14日午後8時)頃、又は何かイベントが発生したときに発行する予定です。



出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts105/STS-105-07.html
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最終更新日:2001年 8月14日

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