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NASAステータスレポート

飛行3日目(2)
STS-105 NASAステータスレポート#5
ジョンソン宇宙センター
2001年 8月 12日(日)午後6時(米国中部夏時間)
2001年 8月 13日(月)午前8時(日本時間)



スペースシャトル・ディスカバリー号は国際宇宙ステーション(ISS)にスムーズにドッキングし、ISSに新しい住人が到着しました。彼らはISS上で3月以来生活し働いてきた、3人のクルーと交代するためにやってきたのです。

ディスカバリー号のコマンダーであるスコット・ホロウィッツがパイロットのフレデリック・スターコウやミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のパトリック・フォレスター、ダニエル・バリーにサポートしてもらいながら慎重にディスカバリー号を操縦し、オーストラリアの北西の240マイル(約386km)上空を飛行中の米国中部夏時間8月12日午後1時42分(日本時間8月13日午前3時42分)にISSにドッキングしました。ディスカバリー号にはISSの新任のコマンダーである第3次長期滞在クルーのフランク・カルバートソンと、その仲間であるパイロットのウラディミール・ジェジューロフ、そしてフライト・エンジニアのミハイル・チューリンが搭乗しています。

第2次長期滞在クルーのコマンダーであるユーリー・ウサチェフ、フライト・エンジニアのジム・ヴォスとスーザン・ヘルムズは、ISSのデスティニー実験モジュールからディスカバリー号が本日午後(同13日早朝)到着するところを見守り、それからディスカバリー号のクルーと協力して、2つの宇宙船がしっかりと結合して気密が保たれていることを確認しました。

8月12日午後3時41分(同8月13日午前5時41分)にハッチが開かれ、双方のクルーがお互いに挨拶を交わしました。最初にISSに入ったのはカルバートソンで、これから4ヶ月を過ごす自分の家を見て回りました。10人の宇宙飛行士全員がひととおり挨拶を交わすと、続いてウサチェフがISSの安全面に関する説明を行いました。

月曜日には多目的補給モジュールの「レオナルド」が、午前9時30分(同8月13日午後11時30分)頃にISSに取り付けられ、搭載された補給品の荷下ろしが開始される予定です。

これに先立ち、ISSの2つの滞在クルーのグループは、第2次長期滞在クルーから第3次長期滞在クルーへの指揮権の移譲の手順を開始する予定です。予定では8月13日午前7時(同8月13日午後9時)頃、ヘルムズの身体に合わせて作られたソユーズのシートの内張りを取り外して、カルバートソン用のものと交換します。それから2時間後の午前9時(同午後11時)頃、ジェジューロフとウサチェフが同じ作業を実施し、続いて午後12時30分(同8月14日午前2時30分)にはチューリンとヴォスがシートの交換をおこなう予定です。ソユーズはISSで問題が発生した際の、帰還用の宇宙船として使われます。

クルーは8月12日午後8時(同8月13日午前10時)頃就寝し、8月13日午前5時10分(同8月13日午後7時10分)頃に起床する予定です。

ISSとスペースシャトルの結合体は良好な状態で、92分で地球を1周しています。次のステータスレポートは月曜の朝(同月曜の夜)クルーの起床後間もなく、あるいは何かイベントが発生したときに発行する予定です。



出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts105/STS-105-05.html
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最終更新日:2001年 8月13日

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