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NASAステータスレポート

飛行3日目(1)
STS-105 NASAステータスレポート#4
ジョンソン宇宙センター
2001年 8月 12日(日)午前6時(米国中部夏時間)
2001年 8月 12日(日)午後8時(日本時間)



ディスカバリー号は国際宇宙ステーション(ISS)の2,000マイル(約3,200km)弱後方を飛行しています。クルーはロシアの伝統的な民謡「白い鷲」の曲で、米国中部夏時間8月12日午前5時10分(日本時間8月12日午後7時10分)に起床しました。この曲は、第3次長期滞在クルーのパイロットであるウラディミール・ジェジューロフに贈られたものです。ジェジューロフと仲間の、第3次長期滞在クルーのコマンダーであるフランク・カルバートソン、フライトエンジニアのミハイル・チューリンは、あと数時間でISS上の新居に到着する予定です。

ディスカバリー号のコマンダーであるスコット・ホロウィッツ、パイロットのフレデリック・スターコウ、ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のパトリック・フォレスター、ダニエル・バリー、それに第3次長期滞在クルーは、本日午前9時(同8月12日午後11時)前にランデブーの作業を開始する予定です。ディスカバリー号は、国際宇宙ステーション(ISS)の後方約9マイル(約15.5km)付近に到達する午前11時15分(同8月13日午前1時15分)頃に最後の大きな軌道制御を実施して、ISSへの最後の接近を始めます。

ディスカバリー号がISSの直下約600フィート(約183m)付近に到達すると、ホロウィッツはディスカバリー号を4分の1周の円を描くように操縦して、ISSの前方に回り込みます。そこからゆっくりとISSに接近し、ISSまで約30フィート(約9m)のところで停止して、2つの宇宙船のドッキング機構の位置を正確に合わせます。

2つの宇宙船は8月12日午後1時38分(同8月13日午前3時38分)に、インド洋上空インドネシアのジャワ島の南方でドッキングし、両宇宙船を隔てるハッチは午後3時30分(同5時30分)に開かれる予定です。第2次長期滞在クルーのコマンダーであるユーリー・ウサチェフ、フライトエンジニアのジム・ヴォスとスーザン・ヘルムズは、交代クルーや、5ヶ月以上を宇宙で過ごした自分達を地球に運んでくれるディスカバリー号の宇宙飛行士たちと対面します。

ISSのフライトコントローラたちは、第二次長期滞在クルーに、先週ハードディスクの障害が発生したために待機(スタンバイ)モードにしてあるシステム制御(C&C)コンピュータ3台のうちの1台(C&C1)を、水曜日に再起動するように要請する予定です。この障害はISSの運用に影響を与えるものではありません。再起動してもハードディスクが回復しなければ、このコンピュータの部品をディスカバリー号に搭載している予備の部品と交換してもらうことになるかも知れません。他の2台のメインとバックアップのC&Cコンピュータは完全に稼動しており、ISSの米国の管理する部分をコントロールしています。

ディスカバリー号は地球を90分で周回しており、良好な状態でISSを追いかけています。次のステータスレポートは日曜日の夜(同月曜日の早朝)、両クルーの就寝前、あるいは何かイベントが発生したときに発生する予定です。



出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts105/STS-105-04.html
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最終更新日:2001年 8月13日

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