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NASAステータスレポート

飛行6日目(2)
STS-100 NASAステータスレポート#11
ジョンソン宇宙センター
2001年 4月 24日(火)午後 6時30分(米国中部夏時間)
2001年 4月 25日(水)午前 8時30分(日本時間)

 

エンデバー号の2人の船外活動者(カナダのクリス・ハドフィールドとアメリカのスコット・パラジンスキー両宇宙飛行士)は、本日は宇宙時代の電気工事屋さんとして働き、配線接続を完了しました。これでISSのロボットアームは、デスティニー実験棟の台座を基盤として稼働できるようになりました。

第2次長期滞在クルーのフライト・エンジニアのジム・ヴォスとスーザン・ヘルムズは、国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム「カナダアーム2」を操作して、重さ3,000ポンド(約1,350kg)の輸送用パレットを持ち上げました。これは打上げ時にエンデバー号の貨物室で長さ57フィート(約17.6m)のロボットアームを固定していたもので、このロボットアームの初めての作業対象物となりました。

本日の船外活動は米国中部夏時間4月24日午前7時34分(日本時間4月24日午後9時34分)に開始され、活動時間は7時間40分でした。ハドフィールドとパラジンスキーは、デスティニーの外壁に取り付けられているロボットアームの取り付け台座(PDGF:Power and Data Grapple Fixture)への配線接続、初期通信システムアンテナの取外し、エンデバー号の貨物室からデスティニー外部の船外保管プラットフォームへの予備の直流切替え装置(DCSU:Direct Current Switching Unit)の移動など、目的としていた主要な作業を完了しました。

船外活動の2人はカナダアーム2への電力と制御信号の配線を接続し直しましたが、バックアップ用の電力回路は、デスティニー内からカナダアーム2を操作していたヘルムズのコマンドに反応しませんでした。ハドフィールドとパラジンスキーがパネルを開いて、ロボットアームの基部にある別のコネクタを外してから配線を再度接続すると不具合は解消し、ヒューストンのフライト・コントローラたちから歓声が上がりました。

初期通信システムのアンテナを取り外す際、ハドフィールドが手放した電気コネクタのカバーがドッキングポートの断熱カバーの裏側に入り込んでしまいました。このドッキングポートには6月の飛行の際、エアロックが取り付けられる予定です。この行方不明となった金属片を捜す試みが2回ほどおこなわれましたが、失敗しました。この作業にはスペースシャトルとISSの地上のフライト・コントローラ間の幅広い協力が必要とされました。そのためハドフィールドはこの作業を中止し、別の作業に取りかかるように指示されました。行方不明となった部品が将来の運用に影響をおよぼすことはないと考えられています。予定の作業を全て終了し、ハドフィールドとパラジンスキーは午後3時15分(同4月25日午前5日15分)に船外活動を完了しました。これでSTS-100における船外活動の合計時間は14時間50分となりました。予備として想定していた第3回目の船外活動は必要ではないと思われます。

第2次長期滞在クルーのコマンダーのユーリー・ウサチェフと同僚のヴォスとヘルムズは、ユニティに取り付けられたラファエロ補給モジュールから、補給品や機材、実験装置などを運び出す作業を開始しました。

船外活動完了後、ISSとエンデバー号間のハッチを再度開放しました。コマンダーのケント・ロミンガーは、エンデバー号のクルーは水曜日に物品搬入の作業を再開する準備のために、午後5時15分(同4月25日午前7時15分)にISSに再び入室したと伝えました。ISSとエンデバー号双方のクルーは午後6時30分(同4月25日午前8時30分)過ぎに就寝する予定です。

2つの宇宙船は良好な状態にあり、92分毎に237マイルの高度で地球を周回しています。次のステータスレポートは水曜日の朝、クルーの起床後に発行する予定です。

出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts100/STS-100-11.html
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最終更新日:2001年 4月25日

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