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ジョンソン宇宙センター 2001年 3月20日(火)午前 7時(米国中部夏時間) 2001年 3月20日(火)午後10時(日本時間) ディスカバリー号の着陸に必要な全システムのチェックは完了しており、コマンダーのジェームス・ウェザビーとクルーは火曜日遅くに国際宇宙ステーション(ISS)の第1次長期滞在クルーとともに帰還する準備は完了しています。 着陸は米国中部標準時間3月20日(火)午後11時56分(日本時間3月21日(水)午後2時56分)の予定ですが、帰還時のフライトダイレクタであるウェイン・ヘイル氏とそのチームは、着陸予定地の天候を慎重に見守っています。フロリダ州のケネディ宇宙センターでは低い雲と降雨そして横風の突風が予想されるため、ヘイル氏はカリフォルニア州のエドワーズ空軍基地に対し、今週最も天気が良いと見られる水曜日の着陸の支援を要請することにしました。 最初の着陸機会では火曜日午後10時50分(同3月21日(水)午後1時50分)に200周回目で軌道離脱噴射を実施し、午後11時56分(同午後2時56分)にフロリダに着陸します。2回目の機会は201周回目で3月21日午前0時26分(同午後3時26分)に軌道離脱噴射、フロリダに午前1時31分(同午後4時31分)に着陸です。3回目は202周回目で午前1時57分(同午後4時57分)に軌道離脱噴射、午前3時2分(同午後6時2分)にエドワーズ空軍基地に着陸です。この日の最後の機会は午前3時33分(同午後6時33分)に軌道離脱噴射、午前4時38分(同午後7時38分)にカリフォルニアに着陸ということになります。 ウェザビー他シャトルのクルー、パイロットのジム・ケリー、ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のアンディ・トーマスとポール・リチャーズは、帰還準備の荷造りをし、姿勢制御スラスタや飛行制御機器の点検を済ませました。また、軌道離脱噴射に使用する軌道制御システム(Orbital Maneuvering System:OMS)の噴射テストを兼ねて、着陸に最適となるように軌道を調節しました。 ISSの第1次長期滞在クルーのコマンダーであるビル・シェパードとクルーメンバーのユーリー・ギドゼンコそしてセルゲイ・クリカレフは荷造りの手を休めてテレビのインタビューを受けました。今夜の再突入時には、彼らは過去4ヶ月半の間重力から離れていた肉体への着陸の際のショックをやわらげるために、リクライニングシートを準備します。 一方、ISS上の第2次長期滞在クルーのコマンダーであるユーリー・ウサチェフ、フライトエンジニアのスーザン・ヘルムズとジム・ヴォスは新しい住居とシフトの時間帯に適応し始めました。本日は真夜中に起床し、健康維持のための日課の運動を開始しました。また、初めての女性のメンバーのためにISSのトイレの設定変更をしました。 ディスカバリー号のクルーは午前7時42分(同3月20日午後10時42分)に就寝し、午後3時42分(同3月21日午前6時42分)に起床して着陸の準備に取りかかります。ISSのクルーは午後3時30分(同3月21日午前6時30分)に就寝する予定です。 出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts102/STS-102-25.html
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