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STS-102 NASAステータスレポート#24
国際宇宙ステーション(ISS)から次第に遠ざかるディスカバリー号の中で、クルーは火曜日遅く(日本時間水曜日午後)に予定されているフロリダ州ケネディ宇宙センターへの帰還に注目しています。 クルーはザ・カーズの演奏する曲「Just What I Needed(私が欲しかった物)」で目覚めました。この曲はユーリー・ギドゼンコやセルゲイ・クリカレフと供に軌道上で4ヶ月半を過ごして地球に帰還する途中の、ISSのコマンダーであるビル・シェパードに贈られたものです。本日はディスカバリー号のクルーは帰還の際使用するシャトルの制御装置を点検したり、軌道制御スラスタの噴射テストをしたり、着陸に都合の良いように軌道を修正したりする予定です。また帰還に備えての荷物の整理にも多くの時間を割く予定です。 シェパード、ギドゼンコ、クリカレフは米国中部標準時間3月19日午後11時12分(日本時間3月20日午後2時12分)から20分間作業の手を休めて、CNN、CBSニュース、ロサンジェルスのKNBC-TVのインタビューを受ける予定です。そのあと、火曜日午前3時37分(同3月20日(火)午後6時37分)に、これまでテレビ画像の伝送に使用していたシャトルのKuバンドアンテナの機能を停止し、ペイロードベイ(貨物室)に収納する予定です。 全ての作業は火曜日午後11時56分(同3月21日(水)午後2時56分)に予定されているフロリダ州ケネディ宇宙センターへの着陸に向けて進められています。着陸時のフロリダの天気はにわか雨と低層雲が予想されており、着陸は困難です。必要と判断されれば水曜日の早朝にカリフォルニアのエドワーズ空軍基地に着陸することも可能です。
出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts102/STS-102-24.html
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