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STS-102 NASAステータスレポート#18
ディスカバリー号と国際宇宙ステーション(ISS)のクルーが、レオナルドに荷物を搬入するする作業に丸1日をかけるのは、今日が最後です。レオナルドは地球に持ち帰るため、土曜日の夜ISSから取り外されてシャトルのペイロードベイ(貨物室)に収納されます。 クルーは、明日の聖パトリックデイにちなんで、ディスカバリー号のパイロットのジム・ケリーに家族から贈られた、The Clancy Brothers with Tommy Makem(クランシー兄弟とトミーメイケム)の演奏するアイルランドの歌「The Rising of the Moon(月の出)」で起床しました。 ディスカバリー号とISSのクルーは、ディスカバリー号が土曜日にISSから分離するまであと2日間、共同で丸1日の作業を実施することになります。今日は荷造り作業の他に、コマンダーのジェームス・ウェザビーは3回目で最後のリブーストを実施する予定です。これはシャトルの一番小さなスラスタ(バーニアエンジン)を穏やかに噴射してISSの軌道高度を上昇させるもので、今日は2マイル(約3.2km)少々上昇させます。最終的にはISSの高度は今回の飛行の開始時点よりも、約7マイル(約11.2km)高くなる予定です。 ウェザビー、ケリー、ポール・リチャーズ、そしてアンディ・トーマスは、米国中部標準時間3月17日土曜日午前5時20分(日本時間3月17日(土)午後8時20分)からNBCとABCの番組に出演する予定です。それから1時間後の午前6時22分には、第2次長期滞在クルーのコマンダーであるユーリー・ウサチェフと第1次長期滞在クルーのパイロットであるユーリー・ギドゼンコ、同じくフライト・エンジニアのセルゲイ・クリカレフはモスクワ郊外のコロリョフからのメディアのインタビューを受ける予定です。 シャトルとISSの状況は相変わらず良好であり、92分の周期で地球を周回しています。次のステータスレポートは土曜日の朝発行する予定です。
出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts102/STS-102-18.html
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