このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
 
JAXAトップページへ
 JAXAトップページへ宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターサイトマップ
 
NASAステータスレポート

STS-102 NASAステータスレポート#16
ジョンソン宇宙センター
2001年 3月 15日(木)午後 7時(米国中部標準時間)
2001年 3月 16日(金)午前10時(日本時間)

 

ディスカバリー号と国際宇宙ステーション(ISS)の10人の宇宙飛行士たちは、あと1日間結合した状態で過ごし、帰還の準備をします。ディスカバリー号によるSTS-102ミッションは米国東部標準時間水曜日午前1時(日本時間3月21日午後3時)にフロリダに着陸して終了する予定です。

今朝クルーは、トーマス・ドルビーの歌「She Blinded Me With Science」で起床しました。この曲は、ディスカバリー号のミッションで進捗した実験棟デスティニーの整備状況と、ISSで初めての科学実験にちなんで流されたものです。クルーが起床するとミッションコントロールからコマンダーのジェームス・ウェザビーに飛行を延長する旨が告げられました。

地上の管制官とクルーが、必要なものはすべてレオナルドの中にきちんと収納されていることを確認するのに十分な時間を与えるために、ディスカバリー号はISSと結合してほぼ9日間を過ごすことになります。地球に持ち帰る装置などでいっぱいになったレオナルドは、予定よりも1日遅れて日曜日の朝ISSから取り外され、ディスカバリー号のペイロードベイに収納される予定です。ディスカバリー号はISSから日曜日遅くに分離し、月曜日には着陸用の装置を点検し、そして火曜日の真夜中頃に地球に帰ってきます。米国中部標準時間火曜日の午後10時55分(同3月21日午後1時55分)に軌道離脱噴射をし、ケネディ宇宙センターに午後11時59分(同3月21日午後2時59分)に着陸する予定です。

両クルーは本日はレオナルドの中で、地球に帰還するための荷造りを引き続き行います。またデスティニーの中で3月16日午前2時39分(日本時間3月16日午後5時39分)から全員で記者会見に臨み、各地のNASAセンターやモスクワ郊外のロシアの管制センターからの質問に答えることにしています。

そのあと、ウェザビーはシャトルの小さなスラスタ(バーニアエンジン)を噴射して2回目の1時間にわたる穏やかなリブーストを実施し、ISSの軌道を数マイル(数km)上昇させる予定です。3回目のリブーストはディスカバリー号が分離する直前に実施されることになりそうです。

ディスカバリー号とISSは良好な状態であり、92分で地球を1周しています。次のステータス・レポートは金曜日の朝(同金曜日の夜)発行する予定です。

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts102/STS-102-16.html



最終更新日:2001年 3月16日

JAXAトップページへサイトポリシー