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NASAステータスレポート

STS-98 NASAステータスレポート#02
ジョンソン宇宙センター
2001年 2月 8日(木)午前 7時(米国中部標準時間)
2001年 2月 8日(木)午後10時(日本時間)

 

アトランティス号の5人のクルーは宇宙で過ごす最初の丸1日を、国際宇宙ステーション(ISS)を追いかけながら過ごしています。多少睡眠時間は短縮されましたが、クルーはシャトルがISSの後方約2000マイル(約3200km)付近を飛行中の米国中部標準時間2月8日午前6時13分(日本時間2月8日午後9時13分)に、この飛行初のウェイクアップコール、パイロットのマーク・ポランスキーのおじさんであるズート・シムスによるジャズ曲「Where You At」で起床しました。

宇宙飛行士ケン・コックレル、マーク・ポランスキー、マーシャ・アイビンス、トム・ジョーンズ、そしてボブ・カービームたちは、宇宙での初めての丸一日を、実験棟デスティニーをシャトルのペイロードベイから取り出してISSに取り付けるための準備をして過ごします。アイビンスとコックレルは長さ15mのロボットアームをテストし、アームについているカメラにより16トンもあるデスティニーが収容されているペイロードベイの状況を確認します。カービームとジョーンズはポランスキーに手伝ってもらい、3回の実施が予定されている船外活動で使用する宇宙服を点検します。最初の船外活動は土曜日に予定されており、アイビンスがシャトルのロボットアームを使ってデスティニーをISSのユニティモジュールに取付ける予定です。

コックレルとポランスキーは一連のエンジン噴射を行い、アトランティス号の軌道を修正して、2月9日午前11時(同2月10日午前2時)前に予定しているドッキングに備えます。

ISSでは第1次長期滞在クルーのコマンダーであるビル・シェパード、パイロットのユーリ・ギドゼンコ、フライト・エンジニアのセルゲイ・クリカレフが2月8日午前4時(同2月8日午後7時)過ぎに起床し、軌道上での100日目を迎えました。彼らは軌道上から、ゴミを詰め込まれて2月8日午前5時26分(同2月8日午後8時25分)にアジアの上空で分離された無人のプログレス補給船の監視を続けました。プログレス補給船は何回かエンジンを噴射してゆっくりとISSから離れていきました。2月8日午前11時(同2月9日午前2時)にプログレス補給船に軌道離脱のコマンドが送信され、大気圏内で焼失する予定です。

本日、第1次長期滞在クルーは、金曜日朝(同2月10日(土)早朝)のドッキング後に予定されているアトランティス号のクルーとの共同作業計画を点検したり、通常の船内整理作業や運動をしたりして過ごす予定です。

アトランティス号のクルーは2月8日午後4時(同2月9日午前7時)過ぎに、メディア代表者のインタビューをいくつか受ける予定です。この次のSTS-98ステータスレポートは2月8日午後6時(同2月9日午前9時)頃に発行する予定です。

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts98/STS-98-02.html

最終更新日:2001年 2月 9日

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