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アメリカは、1965年にジェミニ4号で初めて船外活動(EVA)を行いまし た。その後、35年間で計84回のEVAを行いました。しかし、ISS組立の ためには、これからの5年間でその2倍の約160回のEVA必要となり ます。合計1260時間、米国の宇宙服を着て行うEVAだけで約960時間、さらにロシアの宇宙服を着て行うEVAも 300時間以上が必要と見積もられています。EVA作業はISSの組立、保全には欠かせないものとなっています。 5Aミッションでは、合計3回のEVAを、飛行4日目、6日目、8日目に行う予定です。 3回目のEVAは、アメリカのEVAとしては100回目、シャトルとしては通算60回目のものとなります。 EVAを実施するのは3回とも同じメンバーで、ミッションスペシャリスト(MS)のトーマス・ジョーンズとロバート・カービームの2人です。トーマス・ジョーンズはEV1と呼ばれ宇宙服の両脚部分に赤いベルト状のマークがついています。ロバート・カービームはEV2と呼ばれ真っ白な宇宙服を着用します。 エンデバー号内からはMSのマーシャ・アイビンスがロボットアームを操縦してEVAを支援します。またパイロットのマーク・ポランスキーはEVA全体の指揮をとります。 以下にSTS-98で行うEVA作業内容を示します。 第1回船外活動(飛行4日目)
第2回船外活動(飛行6日目)
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