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NASAステータスレポート

STS-97 NASAステータスレポート#19
2000年12月 9日(土)午後 6時(米国中部標準時間)
2000年12月10日(日)午前 9時(日本時間)


これはSTS-97ステータスレポート#19の要約です。

  • エンデバー号の宇宙飛行士たちは米国中部標準時間土曜日の午後(日本時間日曜日の早朝)、最後に国際宇宙ステーション(ISS)の周囲をフライアラウンドした後、ISSを出発した。

  • エンデバー号分離後の記者会見の席で国際宇宙ステーション(ISS)の国際運用マネージャーのボブ・カバナ氏は、「ISSは十分な機能を備えた宇宙ステーションとなった。今後急速に拡大していくことでしょう。」と述べた。

  • 今回取り付けた太陽電池パドルの発電能力は最大60kWである

  • シャトルとISSは双方のハッチを12月9日午前9時51分(同(12月10日午前0時51分)に閉鎖した。

  • エンデバー号はISSから12月9日午後1時13分(同12月10日午前4時13分)に予定どおり分離された。

  • ISSとシャトルの結合期間は6日23時間13分であった。

  • シャトルはISSから分離すると地球方向へと離れていき、約500フィート(約150m)の距離を保ち、後部を進行方向に向け、ペイロードベイ(貨物室)や操縦席から常にISSを観察することのできる姿勢で円を描くようにISSの周囲を飛行する、約1時間のフライアラウンドを開始した。

  • フライアラウンド中に2機の宇宙船は地球を3分の2周したことになる。

  • 両者の分離はカザフスタンと中国の国境付近の235マイル(約378km)上空で行われ、エンデバー号は最後に南アメリカ北西部の上空でスラスタを噴射して、ISSから離れて行った。

  • 2機の宇宙船が分離して間もなく、ISSコマンダーのビル・シェパードはエンデバー号に健闘を称える挨拶を送り、エンデバー号のコマンダーのブレントジェットは、ISSクルーのこれからの健闘を期待するとの挨拶を送った。

  • ISSのクルーは今後3ヶ月間をISSで過ごす予定である。

  • この日遅くにカナダのマーク・ガーノー宇宙飛行士は、カナダ国内の関係者との交信を行った。

  • エンデバー号はクルーの就寝時間少し前に、シャトルのケネディ宇宙センターへの着陸機会を増やすために軌道修正を実施した。

  • この次のステータスレポートは日曜日の午前中(同日曜日の夜)に発行する予定である。

 

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts97/STS-97-19.html

 

最終更新日:2000年 12月 11日

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