STS-97 NASAステータスレポート#17
2000年12月 8日(金)午後 6時(米国中部標準時間)
2000年12月 9日(土)午前 9時(日本時間)
これはSTS-97ステータスレポート#17の要約です。
- 国際宇宙ステーション(ISS)とエンデバー号のクルーは米国中部標準時間12月8日午前8時36分(日本時間12月8日午後11時36分)にハッチを開き、握手を交わした。
- 1日おきに3回行われた船外活動の準備を効率的に進めるためにエンデバー号の気圧をISS側よりも低くしておくために、これまでISSとの間のハッチは閉じられており、ISSとシャトルのクルーは行き来することはできなかった。
- 今回取り付けた太陽電池パドルを始めISSやエンデバー号のシステムは良好に作動している。
- シャトル飛行ディレクタの長であるビル・リーブス氏は金曜日の説明会で「すばらしいミッションでした。全ての目的は達成しました。あとは土曜日のISSからの分離後にISSの周囲をフライアラウンドするだけです。」と述べた。
- 8名のクルー全員で装置や補給品の搬入、地球へ持ち帰る廃棄物の搬出などを行った。
- また、ISSと太陽電池パドルの構造試験や、テレビシステム取り付け作業の仕上げとテストを行った。
- テレビシステム用のケーブルは3回目の船外活動の際に敷設された。
- このテレビシステムは2001年1月に米国の実験棟デスティニーをISSに取り付ける際に活用される。
- 両クルーは共同記者会見を12月8日午後3時57分(同12月9日午前6時57分)に行い、ヒューストンのジョンソン宇宙センター、フロリダのケネディ宇宙センター、モントリオール付近のカナダ宇宙庁の記者と直接対話し、そのあと続いてディスカバリチャンネルに出演した。
- ISSのクルーは12月8日午後6時(同12月9日午前9時)頃就寝した。起床は、12月9日午前2時36分(同12月9日午後5時36分)の予定。
- エンデバー号のクルーは12月8日午後10時(同12月9日午後1時)頃就寝し、12月9日午前6時06分(同12月9日午後9時06分)に起床する予定。
- エンデバー号は12月9日午後1時13分(同12月10日午前4時13分)にISSから分離してISSの周囲をフライアラウンドし、午後2時17分(同12月10日午前5時17分)にISSを出発する予定。
- この次のステータスレポートは土曜日の朝(同土曜日の夜)発行する予定。
出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts97/STS-97-17.html
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