STS-97 NASAステータスレポート#16
2000年 12月 8日(金)午前 9時(米国中部標準時間)
2000年 12月 9日(土)午前 0時(日本時間)
これはSTS-97ステータスレポート#16の要約です。
- 国際宇宙ステーション(ISS)は初めてのお客様を迎えるという、一つの節目を迎えた。
- スペースシャトルエンデバー号とISSのクルーはそれぞれのハッチを、米国中部標準時間12月8日(金)午前8時36分(日本時間12月8日午後11時36分)に開き、ISSのクルーはISSへの滞在38日目にして、初めての訪問者と握手を交わした。
- 3回の船外活動を効率的に実施するためにはISSとエンデバー号の間の気圧の差を保つ必要があり、2つの宇宙船の間のハッチは常時閉鎖してあった。そのため、クルーが顔を合わせるのはこのときが初めてであった。
- このミッションで新たに取り付けた太陽電池パドルは良好に作動し、平均13kWの電力をISSに供給して、ロシアのザーリャとズヴェズダの発電する電力を補っている。
- 今週修理をした二酸化炭素除去装置やエアコン装置などのISSのシステムは良好に作動している。
- 8人の宇宙飛行士たちは歓迎会と安全に関わる打ち合わせを手短に済ませ、直ちに作業に取り掛かった。
- 作業は、ISSや太陽電池パドルの構造試験、装置や補給品の搬入や廃棄物などの搬出、次のシャトルミッションで米国の最初の実験棟デスティニーを取り付ける際に使用するテレビカメラのケーブルの試験など。
- 共同記者会見が12月8日午後3時57分(同12月9日午前6時57分)に予定されている。
- 就寝時間は、ISSのクルーは12月8日午後6時(同12月9日午前9時)頃、シャトルのクルーは少し遅れて午後10時(同12月9日午後1時)頃と予定されている。
- この次のステータスレポートは金曜日の夜(同土曜日の午前)に発行する予定。
出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts97/STS-97-16.html
|