このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
 
JAXAトップページへ
 JAXAトップページへ宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターサイトマップ
 
NASAステータスレポート

STS-97 NASAステータスレポート#5
2000年12月2日(土)午後8時30分(米国中部標準時間)
2000年12月3日(日)午前11時30分(日本時間)

  • エンデバー号は米国中部標準時間12月2日午後2時(日本時間12月3日午前5時)にカザフスタンの北東部230マイル(約370km)上空で、無事国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングした。

  • ISSとエンデバー号のクルーは別々の時間帯で睡眠をとっているが、これはドッキング期間中にそれぞれのクルーの作業を効率的に進めることができるようにするためである。

  • ドッキングから約2時間後の12月2日午後4時17分(日本時間12月3日午前7時17分)にカナダの宇宙飛行士マーク・ガーノーがP6トラスをロボットアームで把持し、数分後にペイロードベイ(貨物室)から持ち上げて、ペイロードベイに対し30度傾けた。
  • このままの状態で一晩過し、P6トラスを適切な温度に温めるようにする。
  • P6トラスは日曜日(同月曜日の早朝)にジョー・タナーとカルロス・ノリエガの船外活動の支援を受けて、マーク・ガーノーがユニティの上部のZ1トラスに取り付ける。

  • ISSとエンデバー号間の気密チェックが終ってから、タナーとノリエガがISSのドッキングポートのハッチを開き、ドッキングポートの中に補給品やコンピュータなどを入れておいた。
  • ハッチは僅かな気圧差が原因で始めは開かなかったが、タナーの力任せの作業によりついに開いた。
  • ISSのクルーは日曜日にユニティに入り、ドッキングポート内に搬入された補給品などを受取る予定。
  • ISSとエンデバー号のクルーは予定の船外活動がすべて終了した後の金曜日の朝、顔を合わせて挨拶することになる。

  • P6トラスがZ1トラスに取付けられると、太陽電池パドルが展開され、ISSへの供給電力は約5倍になる予定。
  • タナーとノリエガによる船外活動は12月3日午後12時30分(同12月4日午前3時30分)あるいは準備ができればこれより早く開始する予定である。

  • この次のステータスレポートは日曜日の朝、シャトルのクルーが起床後に発行する。

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts97/STS-97-05.html

最終更新日:2001年 1月 24日

JAXAトップページへサイトポリシー