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NASAステータスレポート

STS-97 NASAステータスレポート#1
ジョンソン宇宙センター
2000年11月30日(木)午後10時30分(米国中部夏時間)
2000年12月01日(金)午後01時30分(日本時間)

 

エンデバー号の5名の宇宙飛行士たちはスペースシャトル史上101回目のミッションとして、今夜ケネディ宇宙センターから飛立ちました。このミッションでは米国の最初の太陽電池パドルを国際宇宙ステーション(ISS)に取付けますが、これによりISSの発電能力は飛躍的に増加することになります。

コマンダーのブレント・ジェット、パイロットのマイク・ブルームフィールド、それにミッションスペシャリストのジョー・タナー、マーク・ガーノー、カルロス・ノリエガは、フロリダ中部の空を明々と照らしながら、米国中部標準時間11月30日午後9時6分(日本時間12月1日午後12時6分)に39-B発射台を飛び立ち、ISSの追跡を開始しました。

打ち上げの時刻にはISSの第1次長期滞在クルーは睡眠中で、ISSはインド洋の南東部、エンデバー号の8600マイル(約13900km)前方を飛行中でした。滞在クルーは12月1日金曜日午前0時6分(同12月1日午後3時6分)に起床の予定で、起床後はプログレス補給船を午前10時20分(同12月2日午前1時20分)に分離することが主たる作業となります。プログレス補給船はSTS-97ミッション期間中は、ISSから約2500km離れた待機軌道に移される予定です。ミッションマネージャーたちは今後2、3週間かけて、12月末にプログレス補給船をISSに再びドッキングさせるか否かにつき検討する予定です。

打ち上げから9分も経たないうちにエンデバー号の宇宙飛行士たちは、予定されている11日間のミッションに用いるシャトルのシステムの準備作業を開始しました。最初の重要な作業はペイロードベイ(貨物室)のドアを開くことですが、これは打ち上げ時のフライトディレクタであるウェイン・ヘイル氏の軌道上運用を開始せよとの指示を受ける前に実施されました。宇宙飛行士たちは午前2時6分(同12月1日午後5時6分)に8時間の睡眠を開始するまでに、コンピュータやフライトデッキの装置などを使えるようにしておくことになっています。クルーは12月1日金曜日午前10時6分(同12月2日午前1時6分)に起床して、宇宙での最初の丸一日を過します。

今夜の打ち上げが成功したエンデバー号の宇宙飛行士たちは、今度はISSを追跡することに専念します。これからの2日間にシャトルのスラスタを何回か噴射し、土曜日の午後2時(同12月3日午前5時)前にISSとのドッキングを目指します。来週は船外活動を3回実施し、高さが90フィート(約27m)、幅が240フィート(約73m)の太陽電池パドル構造体をISSに取付ける予定です。

この次のステータスレポートは金曜日午前11時(同12月2日午前2時)に発行する予定です。

出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts97/STS-97-01.html

最終更新日:2001年 1月 24日

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