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若田宇宙飛行士、東京ビッグサイトにて帰国報告会を開催 |
| 2001年1月11日(木)午後5時半から東京ビッグサイト国際会議場にて、若田宇宙飛行士の帰国報告会を開催しました。会場にはおよそ650名が参加し、若田宇宙飛行士からのミッション報告を聞き入っていました。
最初に、2000年10月に行われたスペースシャトル・STS-92ミッションの様子をまとめたビデオが放映されました。そして、若田宇宙飛行士は、ゲストの伊東順二さん(美術評論家)、横山広美さん(サイエンスライタ
ー)とともにトークショーを行いました。トークショーでは、国際宇宙ステーションの様子についてや、ロボットアームの操作、訓練について、宇宙での野球について、また、日本の実験棟「きぼう」や将来の宇宙開発にまで話はひろがりました。
若田宇宙飛行士は、これからは宇宙飛行士だけでなくだれでもが宇宙にいける時代になるから、宇宙を一緒に目指そう、と話していました。
最後にQ&Aがおこなわれ、「宇宙ステーションで滞在するときに、お当番
(食事当番、掃除当番など)はあるのでしょうか?」という会場からの質問に、若田宇宙飛行士は「宇宙ステーションでは食事当番、トイレ掃除当番などの当番はちゃんとあります。今回のミッションでは、手の空いている人がみんなの食事を作ったり
していました。」と答えました。「宇宙飛行士になるためには?」という質問については、「宇宙で何をするかという目標をしっかり持ち、それに向かって努力することが大事である。」と答えていました。
たくさんの質問があったこともあり、帰国報告会は予定より30分ほど延長して午後7時半ごろに閉会しました。
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