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NASDAデイリーレポート

10月23日(月) 飛行12日目

 STS-92のクルーは、帰還に向けて準備を進めていましたが、着陸地である米国フロリダ州ケネディ宇宙センターの横風が強いことから、米国中部夏時間10月22日午前11時20分(日本時間10月23日午前1時20分)頃、本日の帰還中止を決定し、明日10月23日午後1時51分(同10月24日午前3時51分)に着陸を延期しました。

 STS-92のクルーは天候が回復することを期待して帰還に備え、ペイロードベイ(貨物室)のドアを閉め、スペースシャトルの搭載コンピュータを再突入と着陸を管理するソフトウェアに移行し、午後1時7分(同午前3時7分)に逆噴射する予定で待機していましたが、天候は回復しませんでした。

 スペースシャトル着陸時の横風制限は秒速約7.7m(15ノット)ですが、ケネディ宇宙センターの着陸施設周辺の風は弱まる気配を見せず、秒速約10.3m(20ノット)台の横風が吹いていました。

本日の若田宇宙飛行士
 若田宇宙飛行士ら7人のクルーは10月22日午前5時17分(同10月22日午後7時17分)に起床しました。
 若田宇宙飛行士ら7人のクルーは帰還に向けて準備を進めていましたが、着陸を1日延期したため、午後はリラックスしたり、家族と電子メールで通信したりして過ごしました。
 STS-92のクルーは、10月22日午後9時(同10月23日午前11時)以降に就寝し、10月23日午前5時17分(同10月23日午後7時17分)に起床する予定です。
 若田宇宙飛行士は明日の帰還時には、ミッドデッキ中央の座席に座ることになっています。

ウェイクアップコール*1
 STS-92のクルーは米空軍のテーマソングである「Off We Go into the Wild Blue Yonder」により目覚めて本日の活動を開始しました。この曲は、米国空軍出身である、船長のブライアン・ダフィーとパイロットのパメラ・アン・メルロイへ向けられたものです。

*1 ウェイクアップコール
 このウェイクアップコールは長年続けられている恒例の習慣です。ミッション期間中毎日、クルーは地上から送られる様々な音楽で目覚めます。曲はクルーにちなんだものやクルーの要望に沿ったものが選ばれています。


出典:http://spaceflight.nasa.gov/gallery/audio/shuttle/sts-92/html/ndexpage.html


最終更新日:2000年10月23日

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