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NASDAデイリーレポート

打上げを待つディスカバリー号
外部燃料タンクと オービターを結合するボルト
(中央下、写真はアトランティス号(STS-106)のもの)
打上げ前

打上げ延期

日時:2000年10月 5日(米国東部夏時間)
場所:NASAケネディ宇宙センター

 米国航空宇宙局(NASA)は、日本人として初めて国際宇宙ステーション建設に参加する若田宇宙飛行士が搭乗するスペースシャトル・ディスカバリー号(STS-92)の打上げを、予定されていた米国東部夏時間10月5日午後9時38分(日本時間2000年10月6日午前10時38分)から、少なくとも24時間延期することを発表しました。

 NASAによれば、この打上げの変更は去る2000年9月8日に打ち上げられ、9月20日に帰還したスペースシャトル・アトランティス号(STS-106/国際宇宙ステーション組み立てミッション(2A.2b))の外部燃料タンクとオービターとを結合するボルトが、オービターとの分離後、外部燃料タンク側に適切に収納 されていなかった事が判明したため、本件について技術的に検討する必要が生じたためです。

 その後、NASAは、延期されていたスペースシャトル・ディスカバリー 号(STS-92)の打上げを、米国東部夏時間10月9日午後8時5分(日本時間10月10日午前9時5分)に実施する旨、発表しました。

 NASAによると、この延期の理由は、主推進システム内の燃料流量を調整し機体の振動を抑制するためのシステム内のバルブに不具合が見つかり、このバルブを交換する必要が生じたためとしています。

最終更新日:2000年10月 6日

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