打上げ前 ターミナル・カウントダウン・デモンストレーション・テスト(TCDT)
1日目 日時:2000年 9月12日(米国東部夏時間) 場所:NASAケネディ宇宙センター
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到着したT-38ジェット練習機 | |
若田宇宙飛行士とロペズ-アレグリア宇宙飛行士 | |
挨拶する若田宇宙飛行士 | STS-92の7名のクルーはターミナル・カウントダウン・デモンストレーション・テスト(TCDT)に参加するために4機のT-38ジェット練習機に分乗して、米国テキサス州のヒューストンを旅立ち、9月12日午後6時50分(米国東部夏時間)、予定の午後7時より若干早く、NASAケネディ宇宙センターの着陸施設(SLF)に到着しました。
TCDTは打上げ当日の作業を前もって確認するために射場で実施するリハーサルです。宇宙飛行士や地上で打上げに携わる人々はこのリハーサルでそれぞれの役割に応じて実施する作業を確認します。
若田宇宙飛行士は、パイロットのパメラ・メルロイ宇宙飛行士と一緒に3機目のT-38で到着し、NASAケネディ宇宙センター長のロイ・ブリッジス氏とSTS-92打上げディレクターのマイク・レインバック氏に出迎えられました。その後、ダフィー船長が集まった取材陣に対しクルー全員を紹介し、最後に若田宇宙飛行士が英語と日本語で挨拶を行いました。
若田宇宙飛行士の挨拶要旨 「打上げまで約3週間、いよいよだなぁと感じています。STS-92の準備は順調に進んでいます。今は(打上げまで)良い意味での緊張感を維持しながら、残された時間を有意義に使い、最終的な調整をしっかりやっていきたいと思います。」
TCDTは9月12日から15日の4日間に渡って実施される予定です。 |