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飛行8日目ミッション概要 |
4回目の船外活動
4回目の国際宇宙ステーション(ISS)リブースト(軌道高度の引き上げ)
(1) 4回目の船外活動 (日本時間:10月19日)
グラプルフィクスチャ(ロボットアームで把持するための突起状の部分)などの移設、Z1トレイの展開、後のミッションでのデスティニー(米国実験モジュール)の接続に備えた準備作業、写真撮影などを行います。
また、SAFER(Simplified Aid For EVA Rescue) つまり船外活動時のセルフレスキュー推進装置の実証試験および船外活動クルーのレスキュー試験を実施します。
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STS-64で行われたSAFERの飛行試験(今回は自由飛行は行わない) |
(2) 4回目のISSリブースト(軌道高度の引き上げ)
スペースシャトルのRCSスラスタを噴射して、第4回目の軌道高度の引き上げを行います。
ハイライト/トピックス
スペースシャトルでの船外活動時にはクルーが飛ばされてしまっても、スペースシャトルで助けに行くことは可能ですが、ISSにスペースシャトルがドッキングしている時にはドッキングの解除などに時間がかかるため、簡単に助けに行くことはできません。このため、SAFERが開発され、ISSでの船外活動時には必ず装着することが義務付けられています。しかし、このような開発経緯があるため、トラブルがない限り通常使われることはありません。
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