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(1) 打上げ (日本時間:10月12日午前8時17分) スペースシャトル・ディスカバリー号は、フロリダ州ケネディ宇宙センター(KSC)の39A 発射台より打ち上げられます。正確な打上げ時間は、打上げの数時間前に国際宇宙ステーション(ISS)のレーダ追跡を基に決定されます。 (2) 軌道投入 リフトオフから約2分で固体ロケットブースタを分離し、約8分30秒後にメインエンジンを停止します。約8分50秒後に外部燃料タンクを分離し、打上げから約40分後に軌道制御システム(Orbital Maneuvering System:OMS)を噴射し、ディスカバリー号は軌道に投入されます。 (3) 軌道投入後作業 打上げ約45分後より、軌道投入後作業を行います。軌道投入後作業としては、フライトデッキのコンフィギュレーションの変更や与圧スーツから普段着への着替え、スーツの収納などが行われます。 (4) Kuバンドアンテナ展開 ペイロードベイドアを開き、Kuバンドアンテナを展開・起動します。これにより、テレビ映像を地上に降ろすことができるようになります。 (5) ランデブー用軌道制御 ISSとのランデブーのため軌道制御を行います。(以後3日目のドッキングに向けて数回の軌道制御を行います。) (6) 就寝 初日は打上げの約5時間後に早めに就寝します。 飛行日(Flight Day)の定義は、クルーが起床した時点から1日が始まるため、飛行時間と飛行日はこの1日目の扱いにより、変わってきます。
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