このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
 
JAXAトップページへ
 JAXAトップページへ宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターサイトマップ
 
STS-106ステータスレポート

STS-106ステータスレポート-25
2000年 9月20日(水)午前 3時(米国中部夏時間)
2000年 9月20日(水)午後 5時(日本時間)

 アトランティス号と7人の宇宙飛行士たちは水曜日、夜明け前のケネディ宇宙センターへ舞い降り、国際宇宙ステーション(ISS)の初期の居住区画を最初の滞在クルーのために整えるためのミッションを完了しました。

 船長のテリー・ウイルカットがアトランティス号を操縦し、米国中部夏時間9月20日午前2時56分(日本時間9月20日午後4時56分)に、ISSに3トンもの機器や補給品を運び込んだ、490万マイル(約788万km)におよぶ飛行を終了しました。ウイルカット他のクルー、パイロットのスコット・アルトマン、ミッションスペシャリストのエド・ルー、リック・マストラキオ、ダン・バーバンク、ユーリ・マレンチェンコ、そしてボリス・モロコフは、フロリダ宇宙港(ケネディ宇宙センター)への連続23回目のスペースシャトルの着陸であり、また最近の31回のシャトル飛行で30回目となるケネディ宇宙センターへの着陸を行いました。

 この12日間の飛行の中で、宇宙飛行士たちはISSとドッキングして1週間を過し、その間に物品移送係、掃除係、配管工、電気工事者、ケーブル敷設者などとしての作業を行いました。彼らはISSにドッキングした状態で7日と21時間54分間滞在し、ズヴェズダを、この秋遅くに到着する第1次長期滞在クルーのために整備しました。

 アトランティス号の着陸は、10月5日頃に打上げが予定されている、ディスカバリー号によるこの次の組立フライトSTS-92の打上げの、ちょうど2週間前となりました。この飛行では7人の宇宙飛行士が、姿勢制御装置や通信装置を装着した大きなトラス構造体を、ISSのユニティに取付ける予定です。Z1トラスと呼ばれるこの構造体はまた、本年遅くに取付ける米国の大型の太陽電池パドルを取付ける土台ともなるものです。

 STS-106のクルーは木曜日にヒューストンに戻り、同9月21日午後2時(同9月22日午前4時)頃のエリントン空港での歓迎会に臨む予定です。





最終更新日:2000年 9月 20日

JAXAトップページへサイトポリシー