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STS-106ステータスレポート-22 2000年 9月18日(月)午後 7時(米国中部夏時間) 2000年 9月19日(火)午前 9時(日本時間) 国際宇宙ステーション(ISS)を昨夜出発したアトランティス号のクルーは、現在シャトルの装置類を点検したり道具を片づけたりして、帰還の準備をしています。フロリダ州ケネディ宇宙センターへの着陸は水曜日で、米国中部夏時間9月20日午前2時56分(日本時間9月20日午後4時56分)を予定しています。 STS-106ミッションの船長テリー・ウイルカット、パイロットのスコット・アルトマン、ミッションスペシャリストのエド・ルー、リック・マストラキオ、ダン・バーバンク、ユーリ・マレンチェンコ、そしてボリス・モロコフは、米国中部夏時間9月18日午後5時46分(日本時間9月19日午前7時46分)に起床し、宇宙で過す最後の丸1日を迎えました。目覚めの曲はThe Brothers Cazimeroの「Home in the Islands(島の我家) 」で、ホノルル出身のエド・ルーに贈られたものです。 起床後ウイルカットとアルトマンはケネディ宇宙センターへの帰還の際に使用するシステムをテストし、異常の無いことを確認する予定です。同9月18日午後8時45分(同9月19日午前10時45分)頃に飛行制御システムのテストを行います。このシステムはシャトルが地球の大気圏に再突入して飛行機のように飛びはじめてから、その飛行を制御するものです。同9月18日午後10時(同9月19日正午)前にはアトランティス号の44個のスラスタ全てを噴射し、正常に作動することを確認する予定です。 また宇宙飛行士たちは先週使用していた装置やISSから持帰った物品を片づけたりして、地球への帰還に備えることにしています。 アトランティス号と、その100マイル(約160km)後方に離れてしまったISSは、良好に稼働しています。2機の宇宙船は地球を1周する毎に約8.8マイル(約14km)づつ遠ざかっていきます。アトランティス号は同9月20日午前1時49分(同9月20日午後3時49分)にエンジンを噴射して地球への降下を開始し、同午前2時56分(同午後4時56分)にフロリダに着陸する予定です。その次の周回でもフロリダへの2回目の着陸機会があります。2回目のときは同9月20日午前3時27分(同9月20日午後5時27分)に軌道離脱噴射を行い、ケネディ宇宙センターの3マイル(約4.8km)の滑走路に同午前4時33分(同午後6時33分)に着陸する予定です。 この次のステータスレポートは同9月19日午前7時(同9月19日午後9時)に発行する予定です。
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