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STS-106ステータスレポート-21 2000年9月 18日(月)午前 3時30分(米国中部夏時間) 2000年9月 18日(月)午後 5時30分(日本時間) アトランティス号の7人の宇宙飛行士たちは、国際宇宙ステーション(ISS)の最初の滞在クルーのためにISSを整備するというミッションの目的を全て達成し、ISSとのドッキングを解除しました。 ISS計画の国際運用マネージャーであるボブ・カバナは、「我々は最初のクルーのために、赤い絨毯を敷いてあげました。」と述べました。 ISSとのドッキング解除は、米国中部夏時間9月17日午後10時46分(日本時間9月18日午後0時46分)に、ロシア上空、ウクライナの北東付近で実施されました。アトランティス号がISSから安全な距離である約450フィート(約137m)まで離れると、パイロットのスコット・アルトマンは90分間でISSを2周回するフライアラウンドを開始し、ISS外部の記録撮影が行われました。アルトマンは同9月18日午前0時35分(同9月18日午後2時35分)に最後にスラスタを噴射してISSから離れて行きました。 「ISSは日の出と日の入りのときでは、全く異なる様相で輝いていました。サービスモジュールの太陽電池パドルが輝く様子は本当に素晴しいものです。ISSは青い海を背景に宝石のようにきらめいていました。」 月曜日のクルー記者会見でフライアラウンドの様子を尋ねられたアルトマンはこのように答えました。 船長のテリー・ウイルカット、パイロットのアルトマン、ミッションスペシャリストのエド・ルー、リック・マストラキオ、ダン・バーバンク、ユーリ・マレンチェンコ、そしてボリス・モロコフの全員が、NASAのセンターやモスクワ郊外のロシアのミッション・コントロールセンターにいる記者たちからの質問に答えました。 ウイルカットは、最初の滞在クルーのビル・シェパード、セルゲイ・クリカレフ、ユーリ・ギドゼンコに対して「特にお伝えすることはありません。新築の家を楽しんでください」と述べました。ISSの住み心地について、特にズヴェズダ内の騒音について尋ねられると、「良好です。シャトルの中と同じで、皆このままでよいと思っています。」と答えました。 軌道上記者会見に続きマレンチェンコ、モロコフはアトランティス号のミッドデッキに残り、6時間の自由時間の楽しみと8時間の睡眠時間の前に、モスクワのロシアの記者からの質問に答えました。 クルーは同9月18日午後5時46分(同9月19日午前7時46分)に起床すると、再突入と着陸の際に使用するシャトルのシステムを点検したり、機器や回収した物資を収納したりして帰還に備える予定です。ケネディ宇宙センターへの着陸は、同9月20日午前2時56分(同9月20日午後4時56分)を予定しています。 この次のステータスレポートは同9月18日午後7時(同9月19日午前9時)頃に発行する予定です。
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