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STS-106ステータスレポート-14 2000年9月 14日(木)午後 7時30分(米国中部夏時間) 2000年9月 15日(金)午前 9時30分(日本時間) アトランティス号と国際宇宙ステーション(ISS)の7人のクルーは、ドッキング中のISSへの物資搬入の作業を再開して、ISSとドッキングしての5日目の作業に入ります。本日作業開始の時点で、3トンにおよぶ供給品のうち約3分の1がすでにISS搬入されています。 船長のテリー・ウイルカット、パイロットのスコット・アルトマン、ミッションスペシャリストのエド・ルー、リック・マストラキオ、ダン・バーバンク、ユーリ・マレンチェンコ、そしてボリス・モロコフは米国中部夏時間9月14日午後7時(日本時間9月15日午前9時)前に起床しました。目覚めの曲はマレンチェンコ夫人のリクエストによるもので、Konstantin Nikolsky(コンスタンチン・ニコルスキー)のグループによる、「Haze Has Melted Away(霧が晴れた)」でした。 本日の主たる作業は昨日に続く、アトランティス号からISSへの装置や物資の搬入と、これらのISS内部での整頓および収納作業です。ズヴェズダの後部にドッキングしているプログレス輸送船内の1300ポンド(約585kg)の装置等はすでに荷下ろしが済んでいます。 プログレス輸送船は宇宙のゴミ運搬トラックという、2つ目の役割に取掛かっています。プログレスには梱包部材など不要となったものを積み込み、地球の大気圏に突入させて焼却することになっています。 ルーとマレンチェンコは電圧電流安定装置をズヴェズダに設置する作業で1日の大半を使う予定です。また、エレクトロンシステムの部品をズヴェズダに取付ける予定です。この装置はプログレス輸送船で運ばれたもので、水を酸素と水素に分解します。水素は船外に排気し、酸素はISS内の空気に補充されます。この装置は最初の滞在クルーが到着してから起動される予定です。 ゆっくりとISSの軌道高度を上昇させる一連のスラスタ噴射の3回目が、金曜日の早朝実施されます。同9月15日午前1時46分(同9月15日午後3時46分)頃開始されてアトランティス号の噴射装置は1時間以上にわたって36回噴射され、ISSは約3.5マイル(約6.6km)高度が上昇する予定です。日曜日にドッキングを解除するまでに軌道高度を上昇させる制御があと1回予定されています。 ウイルカットとアルトマンはISSの住み心地とSTS-106の進捗状況について、CBSの「アーリー・ショウ」、CNN、それにルイスヴィル・クーリエ・ジャーナルの質問に応える予定です。この3社連続のインタビューは同9月15日午前7時31分(同9月15日午後9時31分)に始まる予定です。 アトランティス号の宇宙飛行士たちは、午前10時頃本日の作業を終了し、同9月14日午前10時46分(同9月15日午前0時46分)頃、8時間の睡眠に就く予定です。 この次のステータスレポートは同9月15日午前7時(同9月15日午後9時)頃に発行する予定です。
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