|
||||||
STS-106ステータスレポート-12 2000年9月 13日(水)午後 7時30分(米国中部夏時間) 2000年9月 14日(木)午前 9時30分(日本時間) スペースシャトル・アトランティス号STS-106の宇宙飛行士は、米国中部夏時間9月13日午後7時前(日本時間9月14日午前9時前)に起床し、昨日に引続き電気工事と物資搬入を行う1日が始まりました。国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングしての作業も半ばに至ろうとしています。アトランティス号とISSのドッキング時間は189時間40分と計画されていますが、今夜、同9月13日午後11時45分(同9月14日午後1時45分)がその中間点となります。 今朝の目覚めの曲はルーベー(Loobeh)というグループの「コンバート(Kombaht)」で、ロシア航空宇宙局のミッションスペシャリスト、ボリス・モロコフに送られたものです。 起床後の身仕舞が終ると船長のテリー・ウイルカット、パイロットのスコット・アルトマン、ミッションスペシャリストのエド・ルー、リック・マストラキオ、ダン・バーバンク、ユーリ・マレンチェンコ、そしてボリス・モロコフは、アトランティス号とロシアの輸送船から拡張されたばかりのISSに、3トンにもおよぶ装置や補給品を搬入する作業を続ける予定です。 本日はズヴェズダ内に充電装置を設置する作業も実施する予定です。この装置はズヴェズダの電気系に接続されて、ISSを訪問中のプログレスやソユーズ宇宙船が、ISSの電力系を使って充電することができるようにするものです。さらにザーリャの2基目のバッテリ交換を実施し、その後ロシアのOrlan(オーラン)宇宙服2着をズヴェズダ内で、保管場所から取出して所定の場所に収納します。この宇宙服はISS滞在クルーが船外活動をする際着用するものです。 木曜日、同9月14日午前1時13分(同9月14日午後3時13分)にウイルカットとアルトマンはISSの2回目のリブースト(軌道を上昇させる制御)を実施する予定です。シャトルの軌道姿勢制御用スラスタを1時間以上の間に36回噴射し、ISSの高度を約4マイル(6.4km)上昇させる予定です。 この日の終りころウイルカットとバーバンクは、アソシエイテッドプレス(Associated Press)の記者、ABCテレビの「お早うアメリカ(Good Morning America)」、CNBCテレビの「スクオークボックス(Squawk Box)」からの質問に応える予定です。3社が参加するこのインタビューの開始時刻は同9月14日午前7時11分(同9月14日午後9時11分)の予定です。 この次のステータスレポートは同9月14日午前7時(同9月14日午後9時)頃に発行する予定です。
|