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STS-106ステータスレポート-11 2000年9月 13日(水)午前 7時(米国中部夏時間) 2000年9月 13日(水)午後 9時(日本時間) アトランティス号と国際宇宙ステーション(ISS)の中では電気工事関係の作業が本日の中心的作業となり、ミッションスペシャリストが4人掛りで、ザーリャとズヴェズダモジュール内のバッテリを交換しました。一方、補給品の搬入も続いています。 ミッションスペシャリストのダン・バーバンクとボリス・モロコフはザーリャの1部品を交換する際、タガネとハンマーを使用して、床の腕木(支柱)を支えているリベット(びょう)を取除きました。これにより、バッテリ電流を制御するユニットを交換することができました。 バーバンクとモロコフの実施したバッテリ関連の作業は、今回のミッションで計画していたザーリャの2基のバッテリとその関連機器交換の内の、1基目のものです。2基目の作業は水曜日に実施する予定です。この作業により、去る5月にSTS-101でザーリャの4基のバッテリ交換で着手した作業が完結することになります。 エド・ルーとユーリ・マレンチェンコはズヴェズダ内に3基のバッテリとその関連機器を設置しました。ズヴェズダは8基のバッテリを装備することになっていますが、本年6月に打上げられたときは、重量削減のため5基のみを搭載して打上げられていました。 ズヴェズダとザーリャ内で行われているバッテリ関連作業と並行して、船長のテリー・ウイルカットとパイロットのスコット・アルトマンそれにミッションスペシャリストのリック・マストラキオは、アトランティス号とロシアのプログレス輸送船からISSへ機材や補給品を搬入する作業を実施しました。これらの作業は、ヒューストンとモスクワのミッションマネージャたちによって1日延長されることが決り、11月に到着する予定の最初の滞在クルーのために実施しているISSの整備作業は、1週間行なわれることになりました。 1日の作業の終る今朝早く、ケンタッキー出身のウイルカットは、テレビ出演して地元のテレビ3局からの問いかけに応えました。 クルーは今朝、米国中部夏時間9月13日午前11時(日本時間9月14日午前1時)頃就寝し、午後6時46分(同9月14日午前8時46分)頃起床して飛行7日目に入る予定です。 この次のステータスレポートは同9月13日午後7時(同9月14日午前9時)頃に発行する予定です。
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