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STS-106ステータスレポート-08 2000年9月 11日(月)午後 7時(米国中部夏時間) 2000年9月 12日(火)午前 10時(日本時間) テリー・ウイルカット船長以下STS-106のクルーは今夕、米国中部夏時間9月11日午後6時46分(日本時間9月12日午前8時46分)に起床し、国際宇宙ステーション(ISS)と結合しての3日目の運用を開始しました。目覚めの曲はBig Kahuna and the Copa Cat Pack の「The Hukilau Song」でミッションスペシャリスト、エド・ルーの妹からルーに送られたものです。 ウイルカットたちクルーはISSのドアを今夜遅くに開き、スペースシャトル・アトランティス号とロシアのプログレス輸送船から、3トン以上にも及ぶ機材や補給品の搬入を開始する予定です。ロシアのズヴェズダ・サービスモジュールは、7月12日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打上げられたため、アトランティス号の宇宙飛行士たちはその内部を今回初めて目にすることになります。 ISSのそれぞれの区画を通過していくため、合計12個のハッチを開くことになります。ISS側で最初に開かれるのはユニティの与圧結合アダプタ2(PMA-2)のハッチで、同9月11日午後10時(同9月12日午後0時)頃の予定です。クルーは同11日午後10時45分(同12日午後0時45分)頃にユニティに入室する予定です。ザーリャのハッチは真夜中過ぎ(同12日午後2時過ぎ)に開かれる予定です。本年末に打上げられる最初の滞在クルーの居住区画となるズヴェズダのハッチは同12日午前0時30分(同12日午後2時30分)ころに開かれる予定です。 すべてのハッチを開き終る前にアトランティス号からユニティへの物資の搬入を開始する予定です。ズヴェズダの後部と、8月8日にISSにドッキングしたロシアのプログレス輸送船との間のハッチが最後に開かれると、クルーはプログレス輸送船からの物資の移送を開始します。 今夜ISS内では、軌道上で不要となった機器の取外し作業が主として実施される予定です。ズヴェズダ内の打上げ時の固定具、ザーリャとプログレス輸送船のドッキングプローブ、ザーリャ内の手動ドッキングシステムなどは全て取外し、地球に持帰ります。 クルーは火曜日、同9月12日午前10時46分(同9月13日午前0時46分)に就寝し、同午後6時46分(同9月13日午前8時46分)に起床して物資の移送作業を続ける予定です。 この次のステータスレポートは同9月12日午前7時(同9月12日午後9時)頃に発行する予定です。
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