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STS-106ステータスレポート

STS-106ステータスレポート-02
2000年9月 8日(金)午後 7時(米国中部夏時間)
2000年9月 9日(土)午前 9時(日本時間)

 スペースシャトルアトランティス号は米国中部夏時間9月8日午前7時46分(日本時間9月8日午後9時46分)に打上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)の追跡を開始しました。ISSに到達すると、クルーはISSへの滞在クルーのためにISS内を整備する一連の作業を行う予定です。アトランティス号が軌道に到達して初期の作業が終了した後は、ミッションコントロールセンタは通常の運用体制に戻りました。

 軌道に到達したクルーは手早く打上げ/帰還用スーツを片付け、米国中部夏時間午後0時46分(同9月9日午前2時46分)に最初の睡眠につくまでに、これから始まる11日間のミッションに備えて、オービタの準備作業を行いました。クルーは同9月8日午後8時46分(同9月9日午前10時46分)に起床する予定です。

 起床するとクルーは、日曜日(10日)に予定されている国際宇宙ステーションとのランデブー/ドッキング、それに月曜日(11日)に予定されているエド・ルーとユーリ・マレンチェンコ両宇宙飛行士による船外活動の準備を行う予定です。

 起床約3時間後に船長のテリー・ウイルカットとパイロットのスコット・アルトマンは、アトランティス号の軌道制御システム(Orbital Maneuvering System:OMS)の第1回目の噴射を実施し、アトランティス号の軌道をランデブー/ドッキングのための軌道へと向かう予定です。ドッキングは日曜日、同9月10日午前0時53分(同9月10日午後2時53分)、ロシアとカザフスタンの国境付近のカスピ海北部、約220マイル(約354km)上空で行われる予定です。

 ミッションスペシャリストのエド・ルーとマレンチェンコそれにダン・バーバンクは宇宙服の準備をします。またルーとマレンチェンコはスペースシャトルから約110フィート(約33m)も離れて実施するISSの船外活動で使用する工具のテストを行います。この船外活動は電力ケーブルや通信ケーブルそして光ファイバーケーブルなどを接続したり、磁力計を取り付けたりするもので、約6時間半かかる予定です。

 今夜(米国時間9月8日夜)ミッションスペシャリストのリック・マストラキオはロボットアームを点検し、その後彼とボリス・モロコフ宇宙飛行士はアトランティス号とロシアのプログレス補給船からステーションの機器や補給品を移送するための準備を行う予定です。

 この次のステータスレポートは土曜日、同9月9日午前7時(同9月9日午後9時)頃に発行する予定です。




最終更新日:2000年 9月 11日

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