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国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

STS-96ステータスレポート #19
1999年6月 04日(金)午後 7時00分(米国中部夏時間)
1999年6月 05日(土)午前 9時00分(日本時間)
ヒューストンのミッション・コントロール・センター

 ディスカバリー号のクルーは本日午後起床し日曜日早朝の帰還の準備にかかりますが、帰還の前に小型の教育用人工衛星を5日(土)午前2時21分(日本時間午後4時21分)に放出するという、最後の仕事が残っています。

 明日早朝に行われる、鏡で被われた球形の衛星スターシャインの放出を控えて、本日の目覚めの曲は「おはようスターシャイン」でした。地上の学生達は光を良く反射する衛星の軌道の変化を、この直径19インチの衛星が落下するまでの8ヶ月間にわたり観察して、そのデータを利用して大気層の密度を計算します。この計画には18ヶ国から25,000人以上の学生が参加しています。

 スターシャインをペイロードベイの小さな容器から放出する前に、ディスカバリー号の主翼や尾翼の可変翼や軌道変更用のジェットをテストして、土曜日の夜から日曜日の朝にかけて予定されている大気層への再突入時や着陸時にちゃんと働いてくれることを確認しておくという仕事があります。こうした確認作業は毎回、帰還の前日に実施しているものです。

 現在のところ日曜日にケネディ宇宙センターに着陸する機会は2回あります。最初は米国中部夏時間6月5日(土)午後11時54分(同6月6日(日)午後1時54分)に軌道を離れ、6日(日)午前1時2分(同午後3時2分)に着陸するというものです。2回目は約1時間半後の午前2時38分(同午後4時38分)の着陸です。これはシャトル計画史上11回目の夜間着陸になります。過去に5回カリフォルニアのエドワーズ空軍基地に、そして5回ケネディ宇宙センターに夜間着陸しています。天気予報はにわか雨の可能性はあるものの、着陸には支障ないものと予想されています。この予報に基づき着陸受け入れ準備作業はケネディ宇宙センターでのみ行われます。

 着陸の準備やスターシャイン衛星放出の準備の一部として、クルー達は軌道上で使用した全ての装置を片付けておきます。
出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts96/STS-96-19.html

最終更新日:1999年 6月 6日

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