STS-96ステータスレポート #13
1999年6月 01日(火)午後 6時30分(米国中部夏時間)
1999年6月 02日(水)午前 8時30分(日本時間)
ヒューストンのミッション・コントロール・センター
ディスカバリー号のクルーはカナダの宇宙飛行士ジュリー・パイエットの希望のモーツアルトの曲で起床しました。
本日は全クルーが参加して一日中、スペースハブから宇宙ステーションの所定の場所へと物資を搬入する作業を行います。ドッキングしての作業期間に約3000ポンド(約1.35トン)の、衣類、睡眠バッグ、飲料水、医療機器、修理用予備品、コンピュータの修理やメンテナンスに必要な装置などの物資を、運ぶことになります。この搬入作業はミッションスペシャリストのエレン・オチョアが調整役を果たし、ペイエット宇宙飛行士がステーション側で物資を受け取る作業をしています。本日の作業開始時には約70%の物資はすでに搬入されていました。
ペイエット宇宙飛行士とコマンダーのケント・ロミンガーはカナダの首相ジーン・クレシェン氏と科学相ジョン・マンレイ氏と挨拶を交換しミッションについて話し、またカナダ国内の学生からの質問に答えました。
米国中部夏時間 6月1日午後11時(日本時間 6月2日午後1時)に全クルーがNASA
TVで米国とカナダのプレスのインタビューを受ける予定です。
そして水曜日午前4時20分(同午後6時20分)コマンダーのロミンガー、パイロットのリック・ハズバンド、それにオチョア宇宙飛行士が、グッドモーニングアメリカ、テキサス州アマリロのKFDA-TV
、コロラド州デンバーのKUSA-TV、のインタビューを受けます。 ロミンガーはコロラド州デルノートの出身であり、ハズバンドはテキサス州アマリロの出身です。
本日の作業の最後にオチョア宇宙飛行士は搬入作業の状況について地上とブリーフィングを行い、本日完了した作業を確認します。クルーは
6月2日午前7時50分(同午後9時50分)に就寝し、午後3時50分(同3日午前5時50分)に起床して、8日目の作業を開始します。
最終更新日:1999年 6月 2日
|