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STS-96ステータスレポート #08 1999年 5月 30日(日)午前 7時30分(米国中部夏時間) 1999年 5月 30日(日)午後 9時30分(日本時間) ヒューストンのミッション・コントロール・センター STS-96の宇宙飛行士タミー・ジャーニガンとダン・バリーは米国中部夏時間30日(日)午前5時51分(日本時間30日午後7時51分)に、これまでで2番目の長さとなった船外活動を終了しました。予定されていた作業は全て終了し、また予定外の作業も実施できました。 本日の船外活動はスペースシャトルの歴史上45番目のもので、国際宇宙ステーション時代のものとしては4番目のものです。この船外活動は米国中部夏時間5月29日午後9時56分(日本時間5月30日午前11時56分)に開始され、30日(日)午前5時51分(同午後7時51分)に終了し、作業時間は7時間55分でした。これまでで一番長かったのはSTS-49のときのものです。宇宙飛行士リック・ヘイブとピエール・ソーイト、それにトム・エイカーズが実施した、1992年5月13日から14日にかけてのもので、8時間29分におよびました。 本日の船外活動でジャーニガンとバリーは2基のクレーンをシャトルのペイロードベイから運び出して、ステーションの外壁に取付けました。また、アメリカとロシアの両方の宇宙服のブーツで使用できる新型のポータブルな作業用足場を2台取付け、工具やハンドレールの入ったバッグを3つ取付けました。これは将来の組立作業で使用するためのものです。これらの主要な作業が終了してから、2人はユニティモジュールのトラニオンピンに断熱カバーを取付け、ユニティとザーリャ両モジュールの塗装面の状況を記録し、さらにユニティモジュールの初期通信システムの2つのアンテナのひとつの状況を検査しました。 船外活動の間ずっと、2人は仲間のクルーの支援を受けていました。ミッションスペシャリストのエレン・オチョアはシャトルのロボットアームを操作してジャーニガンをディスカバリー号のペイロードベイ(貨物室)内で移動させ、カナダの宇宙飛行士ジュリー・パイエットはディスカバリー号のフライトデッキから船外活動を指揮しました。 本日の作業で宇宙ステーション時代の船外活動は合計4回となり、活動時間の合計は29時間17分となりました。STS-88の際、宇宙飛行士ジェリー・ロスとジム・ニューマンがエンデバー号から出て、3回で合計21時間と22分の船外活動を実施しています。 クルーは本日は午前8時50分(同30日午後10時50分)に就寝し、午後4時50分(同31日午前6時50分)に起床します。 起床後はステーションへのハッチを開いて、米国中部夏時間30日午後7時35分(同31日午前9時35分)にステーションに入り、シャトルからステーションへと機材や補給物資を搬入します。また、ザーリャのバッテリ充電システムと、ユニティの通信システムを修理します。 出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts96/STS-96-08.html
最終更新日:1999年 5月31日 |