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国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

STS-88 ステータスレポート #27
1998年12月15日(火)午後11時(米国中部標準時間)
1998年12月16日(水)午後 2時(日本時間)

 NASAの1998年最後のシャトルミッションは今夜、スペースシャトル・エンデバー号がケネディ宇宙センターへ着陸して完了しました。460万マイル(約740万km)の旅を終えて、STS-88のコマンダーのボブ・カバナはオービタを滑走路15へと導き、米国中部時間15日午後 9時54分(日本時間16日午後12時54分)に着陸しました。

 ミッションの最後の数日間、天気予報はにわか雨を予報していましたので宇宙飛行士達の帰還は遅れるかもしれないとされてきましたが、天気が好転したため、帰還時のフライト・ディレクターのジョン・シャノンが"ゴーサイン"を出し、米国中部時間15日午後 8時46分(日本時間16日午前11時46分)に軌道離脱噴射を行いました。

 ケネディ宇宙センターにおける今夜の着陸は、シャトル計画史上10回目の夜間着陸です。同時に、ケネディ宇宙センターへの連続して17回目の着陸であり、また過去25回のシャトルミッションで24回目のフロリダへの着陸ということになります。

 エンデバー号は地上に戻りましたが、その一方で新しい国際宇宙ステーション(ISS)は軌道を周回し続けており、全システムは正常に機能しています。現在のISSはユニティ・モジュールを地球側、ザーリャ・モジュールを深宇宙側にした姿勢を保っています。またステーションは、加熱と冷却が適正に行われるよう30分に1回の割合で回転させしています。ステーションへのこの次のシャトルによる組立ミッションはSTS-96で、1999年5月に予定されています。

 カバナとその仲間達、パイロットのリック・スターコフ、ミッションスペシャリストのナンシー・カリー、ジム・ニューマン、ジェリー・ロス、それにセルゲイ・クリカレフは、木曜日の朝までフロリダに滞在し、それからヒューストンに戻ります。STS-88のクルーはジョンソン宇宙センターの近くのエリントン基地に、米国中部時間17日午前10時30分(日本時間18日午前1時30分)頃に到着し、帰還セレモニーに臨む予定です。




最終更新日:1998年 12月 16日

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