このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
 
JAXAトップページへ
 JAXAトップページへ宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターサイトマップ
 
ミッション内容

11A(STS-113)フライトでは、P1トラスを打ち上げ、国際宇宙ステーション(ISS)のS0トラスの左舷側へ取り付けると共に、ISS長期滞在クルーを交代させます。P1トラスの組み立てのため、11Aフライトでは計3回のEVA(船外活動)を行います。

このフライトにより、ISSは以下のように変化します。

  • P1トラスを取り付けることにより、P3/P4トラスが取り付け可能となります。
  • P1トラスに設置される各装置により次のようなISSの機能が増強されます。
    • 2個目のUHFバンド通信システムによる通信機能の増強
    • CETAカートやワイヤレスビデオ送信機(WETA)によるEVA支援機能の向上など
  • ISS滞在クルー3名の交代(第5次長期滞在クルーから第6次長期滞在クルーへの交代)が行われ、インクリメント6(第6滞在期)が始まります。
11Aフライト終了時のISS

 

 

作業計画

軌道上での毎日の作業計画はおよそ次のとおりです。

飛行日主な実施ミッション
1日目
打上げ/軌道投入
Kuバンドアンテナ展開
ランデブー用軌道制御
2日目
シャトル・マニュピレータ(SRMS)、ペイロードベイ(貨物室)状態、宇宙服(EMU)、ドッキングシステム(ODS)などの点検作業
ランデブー用軌道制御
3日目
ISSとのランデブー
ISS(PMA-2)とのドッキング
シャトルミッドデッキからISSへの物資の搬入
EVAの準備作業
長期滞在クルーの交代
4日目
SRMSとSSRMSを使用したP1トラスのISSへの取付け
P1トラス起動
EVA#1
 S0とP1トラス間の電力・通信配線の接続
 CETAカートのロンチロック解除
 ユニティへのワイヤレスビデオ送信機の設置等
5日目
ミッドデッキからISSへの物資の搬入
6日目
EVA#2
 S0, P1トラス間の流体配管の接続
 P1トラスへのワイヤレスビデオ送信機の設置
 キールピンの取り外し・収納
 CETAカートの移設等
7日目
ミッドデッキ-ISS間の物資の搬入・搬出
軌道上共同記者会見
写真撮影
ISS滞在クルーの指揮権委譲セレモニー
8日目
MT/MBS/SSRMSの移動
EVA#3
 

QD修理(SPDの取り付け)
 ATA-NTA間の配線接続等
9日目
ミッドデッキ-ISS間の最終的な物資の搬入・搬出
(スペースシャトル)クルーの休息
10日目
ISSからの退室
アンドッキングおよびフライアラウンド運用
MEPSI超小型衛星の放出
11日目
船内の後片づけ
軌道離脱準備
Kuバンドアンテナ収納
12日目
軌道離脱
着陸
[STS-113 Press kitより]

 

最終更新日:2002年12月 2日

JAXAトップページへサイトポリシー