アトラスロケットの衛星ファリング 内の打上げ直前のX-37B (提供 US Air Force/ボーイング)
米空軍の無人往還宇宙機X-37Bの構成図 (提供 US Air Force)
OTVとは Orbital Test Vehicleの略で無人の軌道試験機ですが、ISS計画とは直接の関係はありません。このフェーズの前に着陸試験機X-37 ALTV(Approach and Landing Test Vehicle)があり、2006年モハベ砂漠でおこなわれた滑空試験にはあのスペースシップ1の母機のホワイトナイトが使われました。
その目的や役割については明かにされておらず、軌道上で極秘に試験を続けていた米空軍は「実験を行うため」だと発表しているだけです。