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基礎訓練レポート 1999年11月

 古川、星出両宇宙飛行士候補者は、9月中旬から11月中旬までの約2ヶ月におよぶ米国テキサス州ヒューストンでの飛行機操縦訓練を終えて、元気に筑波宇宙センターに戻ってきました。

古川候補者の操縦する飛行機
フードをかけ一部の視界を遮り、計器のみを見て操縦訓練している星出候補者


 両候補者からの訓練終了後の感想

 私が行った有視界飛行訓練は基本的な飛行技術を習得するもので、地平線を基本にしながらも、多数の計器をスキャンし、かつ交信は英語というもので、大変有用でした。
 この経験を将来役立てたいと思います。
古川候補者
 
 今回は外を見ずに計器だけを見て飛行機を操縦する訓練を行いましたが、これは宇宙ステーションなどで計器を見てロボットアームを操作することなどに通じるものです。操縦のほか、航法、通信などもしなくてはならず、負荷の高い訓練でしたが、非常に有効でした。将来のミッションに向けて、今後さらに磨きをかけて行きたいと思います!
星出候補者
 


宇宙実験に関する講義
講義を受ける3人の候補者
 11月下旬から、古川、星出、角野候補者は、3人そろっての訓練を筑波宇宙センターで再開しました。
 3人は、国際宇宙ステーションで実施するさまざまな宇宙実験に必要なサイエンス関連の知識を習得するために、微小重力科学実験や、ライフサイエンス実験の概要、「きぼう」日本実験棟の船内実験室と船外実験プラットフォームで実施予定の実験テーマについて講義を受けました。

 これらの訓練をステップに、来月よりライフサイエンス実験の実習を行う予定です。



 基礎訓練レポート12月分は1月上旬に掲載予定です。お楽しみに。


最終更新日:1999年 12月10日

 
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