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組織委員会会長からの挨拶
第18回世界宇宙飛行士会議

 

 

近藤 次郎 組織委員会会長

我々の住んでいる地球は宇宙から見ると一つの小さな惑星にすぎない。人が住める陸地の面積は全表面の僅かに3分の1でしかない。しかし人間は巨大な頭脳を持っており、科学技術の積み重ねによって大きな影響を地球自体にも与えている。近頃、環境に対する関心が高まっているのはこの故である。しかしながら地球上の条件は地下資源の量や種類から気候などに到るまで場所によって大きく違っている。この陸地にも国境があって政治的、歴史的な条件は国によって異なる。

宇宙へ行った経験のある人たちはひとにぎりのほんの僅かな人たちであるが、このたび世界中から日本に70人を超える宇宙飛行士を迎えることになった。これが本年10月12日から始まる第18回世界宇宙飛行士会議である。この会議の成果は単に宇宙開発関係者や宇宙飛行士にとどまらず、全ての人たちに宇宙についての共通の認識と理解を深め、さらには宇宙の将来のことについても考える機会を与えてくれると期待する次第である。


   COPYRIGHT 2003 Association of Explorers 18th Planetary Congress Tokyo 2003.
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