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実行委員長からの挨拶
第18回世界宇宙飛行士会議

 

 

毛利 衛 実行委員長
毛利 衛 実行委員長

現在宇宙では日本を含む10数カ国が協力して国際宇宙ステーションを建設中です。1998年に建設がはじまって2000年からは2,3人の宇宙飛行士達が絶え間なく交代で仕事と生活をしています。近い将来にはアメリカとロシアの他に、国際宇宙ステーションの名のとおりいろいろな国からの飛行士達が宇宙ステーションに滞在して仕事をします。日本の科学実験棟「きぼう」もあと数年後に接続して日本人宇宙飛行士も長期滞在する予定です。

この地球では、まだまだ平和な暮らしができない地域がたくさん残っています。宇宙空間で仕事をして実際に自分の目で地球の美しさと危うさを実感した多くの国々の宇宙飛行士達が集まり、日本で第18回世界宇宙飛行士会議を開催します。約70名もの宇宙飛行士達の宇宙体験を通して、人類のためにこの地球で何ができるかを話し合います。「宇宙と教育−全人類の文化に向けて−」が日本で行う今回のテーマです。日本科学未来館を主会場として、地方会場もふくめ全国より多くの市民のみなさまと宇宙からの智恵を共有する予定です。宇宙を通しての新しい視点が私達の社会、経済、産業、および教育や科学研究の将来活動に役立つことを確信しています。


   COPYRIGHT 2003 Association of Explorers 18th Planetary Congress Tokyo 2003.
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