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宇宙での研究

第27回宇宙ステーション利用計画ワークショップ開催結果報告

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ポスター

2005年12月7日、8日の2日間、江戸東京博物館(東京都墨田区)にて第27回宇宙ステーション利用計画ワークショップが開催されました。

2日間で延べ385名の参加者が集まり、国際宇宙ステーション(ISS)と「きぼう」日本実験棟の利用の現状と有人宇宙開発の将来ビジョンについて活発に意見交換が行われました。

第2日目   開催結果詳細   開催案内

 

第1日目(〜ISS計画/「きぼう」利用の現状と有人宇宙開発の将来ビジョン〜)

開会挨拶

宇宙環境利用研究委員会副委員長
岸 輝雄 文部科学省
井田久雄
国際宇宙ステーション・
きぼう利用推進委員会
副委員長
岸 輝雄
文部科学省大臣官房審議官
(研究開発局担当)
井田久雄

プログラム1

(1) 日本のISS/きぼう計画について

飯田尚志
JAXA理事
飯田尚志

JAXA飯田尚志理事から、“日本のISS/きぼう計画について”と題し、先ず野口宇宙飛行士が搭乗したSTS-114ミッションについて報告が行われ、今後のISS計画の状況、ISS/きぼう計画において得られた成果および今後期待される成果日本におけるISS計画の全体概要として、日本がISS計画に参加する意義や推進の方向性、日本におけるISS計画の課題などについて説明が行われました。

(2) ISS利用の現状と間近となったきぼう利用

田中哲夫
JAXA宇宙環境利用センター長
田中哲夫

JAXA田中哲夫宇宙環境利用センター長から、2010年頃までの「きぼう」の利用計画やその準備状況について報告が行われました。

現在予定されている「きぼう」での実験テーマとして約30テーマが準備中であること、2010年頃まで1年毎の「きぼう」利用形態、今後の課題とスケジュールなどについて説明が行われました。

(3) きぼう利用に向けた今後の取り組み

小山正人
JAXA宇宙環境利用センター利用推進室長
小山正人

・今後のきぼう利用の推進について

JAXA小山正人宇宙環境利用センター利用推進室長から、きぼう利用に関する制度、科学、技術、応用、一般、商業の各分野別の現状などについて説明が行われました。


・ISSの応用利用研究の成果とJAXAの民間利用の拡大に向けた取り組みについて

裏出良博 裏出良博
(財)大阪バイオサイエンス研究所 分子行動生物学部門
裏出良博 研究部長

1) 高品質タンパク質結晶生成プロジェクト

(財)大阪バイオサイエンス研究所分子行動生物学部門裏出良博研究部長から、高品質タンパク質結晶生成プロジェクトについて報告が行われました。以下に概要を示します。

このプロジェクトは、タンパク質の構造や機能を解析して、医薬品開発などに貢献することが目的です。

痛みや炎症の原因となる物質にプロスタグランジンがあり、これが体内で合成されることによって、様々な病気の症状が発生します。プロスタグランジンの合成を止めることができれば、眠気を防止したり、花粉症の症状を抑えたりもできます。但しプロスタグランジンにも種類があり、アスピリンやインドメタシンは全てのプロスタグランジンの合成を止めてしまいます。

タンパク質の結晶構造解析をより高い解像度で行うことができれば、特定の症状にのみ効果を与えるプロスタグランジンの合成を止める薬の開発が可能になると考えられます。このため研究者は高品質のタンパク質結晶を必要としています。宇宙の微小重力環境を利用することで、地上では得られない高品質のタンパク質結晶を生成することができるのです。

最後に、STS-107(コロンビア号)ミッションのクルー達は命をかけて宇宙実験を行ってくれました。宇宙実験で得られた成果を利用する研究者として、より真摯な気持ちになりました。そして、命をかけてでも新しいサイエンスに挑戦することは必要なことなのです。

瀧口義浩 瀧口義浩

浜松フォトニクス(株) 中央研究所
瀧口義浩 主任部員

2) 3次元フォトニック結晶生成宇宙実験プロジェクト

浜松フォトニクス(株)中央研究所瀧口善浩主任研究員から、3次元フォトニック結晶生成宇宙実験プロジェクトについて報告が行われました。以下に概要を示します。

このプロジェクトは、産・学・官の共同で進められました。そして大勢の学生、技術者、スタッフ、企業人によって実施したものです。プロジェクトの概要は完全な人工オパール(フォトニック結晶)を微小重力下で大型単結晶化することで、宇宙工場の可能性を検証し、3回目以降は産業界が中心となって打ち上げていこうというものです。

オパールは透明溶液中に透明微粒子が配列したものです。微粒子の大きさによって光が反射したり透過して美しい色になります。自然は500万年かけてオパールを作りました、人工では4ヶ月で作ることが可能です。フォトニック結晶は、光素子、レーザ産業、IT産業、エネルギー産業、宝飾、芸術など分野を越えた新たな材料となります。

宇宙で作るフォトニック結晶を産業としていくために、産業界がJAXAの技術を使えるようにするとともに、ISSの効果的な利用促進の策定を行い、また企業側も社会や政府へ配慮を行う必要があります。

小林智之 小林智之

JAXA宇宙環境利用センター
小林智之 主幹開発員

3) JAXAの民間利用の拡大に向けた取り組みについて

JAXA宇宙環境利用センター小林智之主幹開発員から、JAXAの民間利用の拡大に向けた取り組みについて報告が行われました。

民間利用の拡大のためには、応用利用と民間企業による新しい利用のふたつの取り組みがあり、それぞれの事例を紹介しました。

最後に民間利用での成功例の提示、ISS利用者へのサービスの充実、提案から利用までの期間短縮が重要であると報告しました。

(4) ISS計画と有人宇宙開発の将来ビジョン

白木邦明 白木邦明
JAXA
ISSプログラムマネージャ
白木邦明

・JAXAのISS計画への取り組み

JAXA白木邦明ISSプログラムマネージャから、ISS計画の概要や計画の経緯と変遷、「きぼう」や宇宙ステーション補給機(HTV)の開発・運用に関する状況について報告が行われました。

山浦雄一 山浦雄一
JAXA
有人宇宙環境プログラム推進室長
山浦雄一

・将来の有人宇宙開発に向けたきぼうの利用について

引き続き、JAXA山浦雄一有人宇宙環境プログラム推進室長から、有人宇宙活動に関する国の考え方、ISS計画に参加したことで獲得した技術、これから「きぼう」、HTVを運用していくことで獲得できる技術、医学分野への波及効果、そして有人宇宙開発の意義について報告が行われました。

(5) 各国のISS計画への取り組みと有人宇宙開発の将来ビジョン

NASA
 Dr. Donald A. Thomas
NASA
Dr. Donald A. Thomas

NASAのISS Program Scientist, Donald Thomas氏は、米国の宇宙探査ビジョンやそのためにISSを開発・運用することでどのような技術を習得するか、ISS完成後にNASAが目指すゴールについて報告を行い、現在のデスティニー(米国実験棟)の様子、ISSから撮影した地球の写真などを紹介しました。
また、世界中の学校が参加しているEarthKAMなどISSが子ども達への教育に有益であること、最も多く参加しているのが日本の学校である事などを報告しました。

ESA Dr. Oliver Minster
ESA
Dr. Oliver Minster

欧州宇宙機関(ESA)のHead, Physical Sciences, Oliver Minster氏は、ESAが開発を手がけた実験装置などの開発現状、ISSで実施した実験、今後予定されている実験について紹介しました。
最後に、ギリシャがESAに加盟したこともあり、数百年後に人類がISS計画を振り返ったら、ギリシャの神殿と同じ様な思いをはせるだろうと言いました。

FSA Ms. Tatiana V. Vasilieva
FSA
Ms. Tatiana V. Vasilieva

ロシア連邦宇宙局(FSA)のSection Head, Main specialist on the Formation and Planning Implementation Programs, Tatiana Vasilieva女史から、ロシアの有人宇宙探査計画に向けたISSの利用計画について報告が行われました。
ISSは将来の有人宇宙飛行の基礎となること、地上の人々の活動にも応用していくこと、宇宙の資源を利用することで地上の生活能力を高めることもできることなど、短・中・長期にわたる有人宇宙飛行計画や地上の技術への波及について報告が行われました。

CSA Dr. Perry Johnson-Green
CSA
Dr. Perry Johnson-Green

カナダ宇宙庁(CSA)のSenior Program Scientist, Life and Physical Sciences, Perry Johnson-Green氏は、ISS利用の過去、現在、未来と題して、既に行った実験やこれから行う実験計画を紹介しました。宇宙実験の結果を様々な地上の科学にフィードバックすること、各国の研究者と協力関係を築く仕組みを作るべきであることなど意見を述べました。
最後に、宇宙探査は国の誇りであり、国のアイデンティティである、宇宙探査を進めることで人々の知識の拡大ができると述べました。

NASA、ESA、FSA、CSAの各代表 コメントする山浦室長

最終更新日:2005年12月22日

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