宇宙連詩 みんなで紡ごう、宇宙に流れる生命のメッセージ

最終候補に残った作品

第15詩の公募で、最終候補に残った他の方々の作品です。ご応募ありがとうございました。




少し早いクリスマスプレゼント
ふたご座からのプレゼント
去年は一人でみたけれど
今年は君と二人で見てる
でも本当は横ばかり見てたりして

DAVIS(大学生19歳/米国在住)

空にばらまかれた砂鉄を
手にしっかりと握った磁石で採集しよう
え、無理だって?
どんな願い事も
手を伸ばさなければつかまえられないんだよ

遠藤康弘(大学兼任講師35歳)

磁石のように、人と人もくっついたり、はなれたり、
広いようで狭い地球の表面で
人の体の中でも分子と分子がくっついたり、はなれたり、
僕たちの地球ができた時にも、
小さな惑星がくっついたり、はなれたり、したのかな?

田村たかゆき(JAXA職員37歳)

月の光はセレネの優しさ
昔誰かも月の光に導かれ 旅に旅を重ねたのかもね
空に輝く幾億の星たちに囲まれながら
いつかたった1つの星を掴むんだ
いつだって道標は僕の中 僕はそうだと信じてる

宇宙(sora)(群馬県立高崎女子高等学校17歳)

目的地や目標を見失うこともあるだろう
自分の居場所さえ...自分の気持ちさえ...
でも、そんなときは、自分のからだの磁気を信じよう!
体の声を聞きながら
本能のベクトルのおもむくまま......

パピヨン(主婦48歳)

白鳥座を飛び立ってから どれくらいたったのだろう?
今日は双子の星の泉に 水浴びに
疲れたら いつでも羽を休めにおいでと
兄弟は言ってくれた
お腹も満たしたら またどこへでも行けそうな気がしてきた

オリーブ(29才)

上昇気流にのって 渡り鳥たちははばたく
コンビニで肉マン食べてるボクをながめ
たくさんの街や 村や 山や 川を越え 海を越え
やがて バナナをもいでいる少年のうえを旋回し
ボクが いつかいくはずの 南の島へと降り立つ

つちはしゆきこ(会社員39歳)

大空をいどうする鳥の家族たち
しずかに夕日の中へと消えていく
つかれたら、ちょっとひと休み
そこには大草原が広がる
植物と動物も助け合っているんだね

佐々木玲奈(文成小学校3年9歳)

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