このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。

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最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。

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宇宙環境の利用

文化・人文社会科学利用
(Education Payload Observation: EPO)

最終更新日:2011年9月30日

文化・人文社会科学利用(Education Payload Observation: EPO)

2007年、日本の月周回衛星「かぐや」がハイビジョンカメラでとらえた地球。その幻想的な美しさは、アポロの月面着陸から40年近くたった今、地球がかけがえのない存在であることを改めて私たちに教えてくれました。

地球の写真

出典:JAXA/NASA

「地球は青かった」「そこには国境はなかった」

宇宙に飛び出した人類はこれまでにさまざまな言葉を残し、地球や宇宙に対する新たな視点を得ています。私たちの心を大きく動かす宇宙。この環境を単に物質的な科学分野に利用するだけでなく、芸術表現などを通じて驚きや感動を発見することを目的とした実験が、「EPO -Education Payload Observation-」です。

EPOでは、国際宇宙ステーション(ISS)における「きぼう」日本実験棟を利用し、教育的な活動や文化・人文的な試みによって、「地球人育成」「人類未来の開拓」「宇宙利用による新たな価値の創出」を目指します。未来を見据えた芸術表現を宇宙で試みることは、やがて人類が宇宙で豊かな日々を送るためにも欠かせない活動となるでしょう。

画像:EPOロゴ

EPOロゴマーク(デザイン:福嶋敬恭)
人類と無限の宇宙の関係を表現

宇宙のMuse(女神)が、我々の存在そのものの地球、知の価値を抱擁し、創造する新しい知を未来へ伝えていく意味をデザインしました。

文化・人文社会科学利用パイロットミッション
~世界初、宇宙芸術への挑戦~

人類は太古から星空を見上げ、心動かされ、そして好奇心により進化を遂げてきました。宇宙へと活動を広げた現代も、そこにはまだ多くの‘知’が眠っています。

この環境を追究し、これまで人類が経験したことのない驚きや感動を導くこと。そして人類の英知を広げることが、ISSの目的のひとつといえます。

JAXAでは、宇宙環境の追究や宇宙活動が文化/人文社会科学的にどのような意義を持つのか、長い間議論を重ねてきました。そして、「きぼう」日本実験棟の打上げによって、いよいよ実験を試みる段階となりました。

そこで、宇宙・微小重力といった環境での芸術活動の検証を目的に文化・人文社会科学利用パイロットミッションを募集し、10テーマを選定しました。これらのテーマは2008年から2011年にかけて実施しました。 ≫第1期テーマはこちら

2009年8月~9月には、第2期テーマの募集を行い、応募のあったアイデアの中から、JAXA及び文化・人文社会科学利用パイロットミッション選定委員会にて8テーマを選定しました。 ≫第2期テーマはこちら

第1期テーマ

≫各テーマの詳細はこちら

宇宙モデリング
(代表提案者:米林雄一 東京藝術大学)

ISS宇宙飛行士の‘moon’ score
(代表提案者:野村仁 京都市立芸術大学)

水の球を用いた造形実験
(代表提案者:藤原隆男 京都市立芸術大学)

墨流し水球絵画
(代表提案者:逢坂卓郎 筑波大学)

光るニューロン
(代表提案者:野村仁 京都市立芸術大学)

微小重力の身体と衣服設計に関する基礎実験
―宇宙でのファッショナブルライフ―
(代表提案者:宮永美知代 東京藝術大学)

飛天プロジェクト
(代表提案者:石黒節子 お茶の水女子大学)

Spiral Top
(代表提案者:逢坂卓郎 筑波大学)

宇宙庭
(代表提案者:松井紫朗 京都市立芸術大学)

手に取る宇宙~message in a bottle~
(代表提案者:松井紫朗 京都市立芸術大学)

第2期テーマ

オーロラオーバルSpiral top
(代表提案者:逢坂卓郎 筑波大学)

宇宙で抹茶を点てる
(代表提案者:河口洋一郎 東京大学)

発光する墨流し水球絵画-II“生命、光、海”
(代表提案者:逢坂卓郎 筑波大学)

「赤色」でつなぐ宇宙と伝統文化
(代表提案者:村山裕三 同志社大学)

宇宙楽器 Space Musical Instruments
(代表提案者:小野綾子 東北大学)

宇宙でのびやかに暮らそうプロジェクト
~無重力下における心理・動作からみた宇宙建築の居室規模計画に関する基礎研究~
(代表提案者:西出和彦 東京大学)

「宙音」The Space Voice of Open mind
-オブジェ「宙音」が発する音は、宇宙ではどのように感じるか-
(代表提案者:福嶋敬恭 京都市立芸術大学)

お地球見
(代表提案者:安藤孝浩 東京藝術大学)

本ミッションにおける画像・映像について

JAXA文化・人文社会科学利用パイロットミッションに関する全てのテキスト、図版、画像、音声、映像等は、特に明記されたものを除き、ミッションのテーマ提案者が著作権を有しており、著作権法及び国際条約により保護されています。ご利用になられる場合には、特に下記の条件を除くその他の条件は、「素材のご使用条件」に従ってください。

1. 商業目的、営利目的でのご利用はできません。

2. 利用にあたっては、テキスト、図版、画像、音声、映像等にすでに含まれるクレジット(テーマ提案者名など)を表示していただくようお願いします。

【素材に関する問合せ先】

宇宙航空研究開発機構 宇宙環境利用センター 文化人文担当
E-mail:

これまでの取り組み

「きぼう」でのパイロットプロジェクトに先駆け、地上での共同研究、スペースシャトルでの飛行機会を利用した試みなどを行ってきました。
詳細はこちらをご覧ください。

文化・人文社会科学利用
(Education Payload Observation: EPO)

最終更新日:2011年9月29日

第1期実施テーマと代表研究者

【パンフレット】日本語版 [PDF: 4.4MB]/英語版 [PDF: 4.0MB]

水の球を用いた造形実験 [PDF: 120KB]
藤原隆男
京都市立芸術大学教授

※2008年9月に実施
実験イメージ
JAXA'sインタビュー記事 [PDF: 893KB]
映像へのリンク 映像 [WMV: 2分04秒]
ISS宇宙飛行士の‘moon’ score [PDF: 167KB]
野村仁
京都市立芸術大学名誉教授

※2008年8月から2010年6月まで約2年にわたり実施
墨流し水球絵画 [PDF: 142KB]
逢坂卓郎
筑波大学教授

※2008年9月に実施
実験イメージ
JAXA'sインタビュー記事 [PDF: 883KB]
映像へのリンク 映像 [WMV: 1分43秒]
Spiral Top
逢坂卓郎
筑波大学教授

※2009年4月に実施
JAXA's記事 [PDF: 2.29MB]
光るニューロン [PDF: 120KB]
野村仁
京都市立芸術大学名誉教授

※2008年9月に実施
飛天プロジェクト
石黒節子
お茶の水女子大学名誉教授

※2009年4月に実施
微小重力の身体と衣服設計に関する基礎実験
―宇宙でのファッショナブルライフ―
宮永美知代
東京藝術大学助教

※2009年4月に実施
宇宙庭 [PDF: 241KB]
宇宙モデリング [PDF: 130KB]
米林雄一
東京藝術大学教授

※2008年8月に実施
実験のイメージ
手に取る宇宙~message in a bottle~ [PDF: 218KB]

関連映像

SPACE@NAVI-Kibo WEEKLY NEWS 第107号
ISS宇宙飛行士の‘moon’ scoreの終了について紹介しています。
SPACE@NAVI-Kibo WEEKLY NEWS 第96号
宇宙庭の終了について紹介しています。
SPACE@NAVI-Kibo WEEKLY NEWS 第95号
宇宙庭の鑑賞会について紹介しています。
SPACE@NAVI-Kibo WEEKLY NEWS 第90号
宇宙庭の経過について紹介しています。
SPACE@NAVI-Kibo WEEKLY NEWS 第89号
宇宙モデリング、水の球を用いた造形実験、墨流し水球絵画、Spiral Top、飛天プロジェクト、ISS宇宙飛行士の‘moon’ score、微小重力の身体と衣服設計に関する基礎実験―宇宙でのファッショナブルライフ―について紹介しています。
SPACE@NAVI-Kibo WEEKLY NEWS 第87号
飛天プロジェクトの成果発表として行われた舞踊公演とトークセッションについて紹介しています。
SPACE@NAVI-Kibo WEEKLY NEWS 第86号
宇宙庭の開始について紹介しています。
SPACE@NAVI-Kibo WEEKLY NEWS 第59号
Spiral Topと飛天プロジェクトの実施について紹介しています。

文化・人文社会科学利用
(Education Payload Observation: EPO)

「きぼう」での実施状況

最終更新日:2009年05月01日

「きぼう」日本実験棟で行われた、文化・人文社会科学利用パイロットミッションの実験の状況について、映像や筑波宇宙センターでの地上管制の様子などにより、近況をお伝えします。

本ミッションにおける画像・映像について

JAXA文化・人文社会科学利用パイロットミッションに関する全てのテキスト、図版、画像、音声、映像等は、特に明記されたものを除き、ミッションのテーマ提案者が著作権を有しており、著作権法及び国際条約により保護されています。ご利用になられる場合には、特に下記の条件を除くその他の条件は、「転載、画像の利用について」に従ってください。

1. 商業目的、営利目的でのご利用はできません。

2. 利用にあたっては、テキスト、図版、画像、音声、映像等にすでに含まれるクレジット(テーマ提案者名など)を表示していただくようお願いします。

【素材に関する問合せ先】

宇宙航空研究開発機構 宇宙環境利用センター 文化人文担当
E-mail:

文化・人文社会科学利用
(Education Payload Observation: EPO)

これまでの取り組み

最終更新日:2011年04月04日

JAXAでは、「きぼう」日本実験棟でのパイロットプロジェクトに先駆け、地上での共同研究、スペースシャトルでの飛行機会を利用した試みなどを行ってきました。

1. 東京藝術大学との共同研究

微小重力環境における芸術表現の未来~宇宙と人間の本質の探究に向けて

人類が宇宙をめざし、そして宇宙からを視点を得たことで、地球環境に対する理解が深まり、自然と人間、心、感性、宇宙観などが注目されてきました。それらに焦点をあて、研究を行いました。

人類が宇宙へ手を差し伸べ、その手にする様々な事象を我々が創造の源とし、未知を理解し、未知を考えることから、研究の未来も始まると考え、4つのプロジェクトを進めました。

  • スペース "間ーMA"プロジェクト
  • 国境を越えるアート・プロジェクト
  • ヴィーナス・プロジェクト
  • 宇宙観の歴史

2. 京都市立芸術大学との共同研究

宇宙への芸術的アプローチ

人類が始めて宇宙にもつ恒久的な活動拠点ISSは、自然科学・工学分野だけでなく、科学技術と芸術、人文諸科学の"統合"を通じて、宇宙時代における人類の新たな自然観・生命観を形成していく契機になると思われます。

この契機を促進するために、宇宙における芸術表現の意義と可能性、条件と方法を研究しました。大きく3つのプロジェクトを実施し、宇宙文化の創造を探りました。

  • KOKORO Project
  • COSMOS Project
  • W-HERE Project

資料:共同研究成果報告書「宇宙への芸術的アプローチ」

3. 宇宙ミッション

土井宇宙飛行士「絵画」ミッション

京都市立芸術大学の提案により、無重量状態での空間感覚の変容を探る抽象画を描きました。

野口宇宙飛行士 [STS-114宇宙文化]

「宇宙手形」ミッション
東京藝術大学の提案により、人類が宇宙に進出した証として手形を描きました。
「宇宙鶴」ミッション
東京藝術大学の提案により、地球へ平和の祈りをこめて折り鶴をおりました。

030300|issexpjp|ISSを利用した日本の実験

最終更新日:2010年10月 6日

050200|kotozukuri|宇宙ことづくりフォーラム

最終更新日:2010年10月 6日
宇宙ものづくり/ことづくりフォーラム
講演会 開催日 会場
2007年度宇宙ものづくりフォーラム 名古屋講演会 2008年1月24日(木) ポートメッセなごや
2007年度宇宙ことづくりフォーラム 大阪講演会 2007年12月13日(木) 堂島ホテル
2006年度宇宙ことづくりフォーラム講演会 東京講演会 2007年3月30日(金) ホテルフロラシオン青山
2006年度宇宙ものづくりフォーラム講演会 名古屋講演会 2007年1月18日(木) ポートメッセなごや
2005年度宇宙ものづくりフォーラム講演会 名古屋講演会 2005年3月16日(木) ホテルグランコート名古屋
東京講演会 2005年3月14日(火) コクヨホール

2004年度までの活動内容に関しては、こちらをご覧ください。

090000|archive|アーカイブ

最終更新日:2010年10月 6日

過去の宇宙実験

宇宙環境利用研究システム

研究シナリオ

 
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