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シンガポール共和国の「きぼう」利用が始まります ~シンガポール宇宙技術協会(SSTA)とJAXAが、「きぼう」からの超小型衛星放出利用の契約を締結~

最終更新日:2017年11月17日

2017年11月15日、シンガポール宇宙技術協会(SSTA)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の間で、「きぼう」日本実験棟からの超小型衛星放出利用契約の調印が行われました。今回の契約は、シンガポール国立大学が開発する3U(10cm×10cm×30cm)サイズの超小型衛星(CubeSat)を、SSTAを通じてJAXAが「きぼう」から放出するものです。衛星の名前は「SpooQy-1」。将来の衛星通信技術革新に向けて、偏光量子もつれ光子対の発生源を衛星に搭載し、軌道上実証実験を行うことが目的です。

日本は、国際宇宙ステーション計画(ISS)にアジアで唯一の参加国です。JAXAは、アジア・太平洋宇宙機関長会議(APRSAF)の活動を通じて、アジアの地域に、「きぼう」利用実験への参加を呼び掛けてきました。SSTAは、2007年に設立された民間の非営利団体ですが、シンガポール政府の方針を受け、宇宙利用を推進する旗振りの一役を担い、APRSAFに2010年から参加しています。今回の超小型衛星放出による「きぼう」利用への参加は、APRSAFにおける日本の取組みが実を結んだものとなります。

これまでに、SSTAは、2016年に実施された大西卓哉宇宙飛行士のISS長期滞在で行われた、学生を対象とした簡易教育実験(Asian Try Zero-G)にも参加しています。今回のSSTAとJAXAの利用協力は、アジア地域における「きぼう」の実利用を拡げる"きっかけ"となり、日本のプレゼンス発揮がますます期待されるものとなるでしょう。

「SpooQy-1」外観図(出典:CQT*1/NUS*2

*1 CQT:Centre for Quantum Technologies
*2 NUS:シンガポール国立大学

11月17日には、JAXA奥村理事長とSSTAジョナサン会長、文部科学省の大山審議官を交えて、今回の「きぼう」利用協力の開始に賛辞を送りました。

第24回アジア・太平洋宇宙機関会議(APRSAF-24:インド、ベンガロール)にて「きぼう」からの超小型衛星放出利用にかかる契約書を手交するSSTAジョナサン会長(左)とJAXA奥村理事長(右)(出典:JAXA)

APRSAF-24にて「きぼう」からの超小型衛星放出利用にかかる契約書を手交する関係者((左から)文部科学省大山審議官、SSTAジョナサン会長、JAXA奥村理事長、若田ISSプロジェクトマネージャ)(出典:JAXA)


シンガポール宇宙技術協会(SSTA)ジョナサン会長のコメント

原文

The JAXA-SSTA partnership with KIBO Space utilization onboard the ISS is significant as it allows Singapore educational/research institutes and organisations with reliable access to space. Achieving today's milestone with JAXA shall pave the way for a deeper collaboration between both organisations, and SSTA hopes to leverage on this partnership to support similar requirements from the Singapore community. We express our deep appreciation to JAXA for the continued strong support towards our efforts and I firmly believe this is another step forward together in space.

意訳

今回の、「きぼう」利用におけるJAXAとSSTAとの連携は、シンガポール国内の教育機関や研究機関にとって、宇宙利用へのアクセスを拡げるものとして非常に重要なものとなります。「きぼう」からの超小型衛星放出ミッションの実現は両組織間のつながりをより深化させるものとなり、このパートナーシップを活用して、SSTAはシンガポール国内のコミュニティの利用提案の拡大とサポートを図っていきたいと思います。

私たちが進めてきた宇宙利用拡大への取り組みを強く支持と協力してくれたJAXAに深く感謝の意を表するとともに、これが宇宙で一緒に進歩するもう一つのステップだと確信しています。

 
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