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トピックス

平成29年度 筑波宇宙センター特別公開

最終更新日:2017年10月19日
写真:筑波宇宙センター特別公開の様子

筑波宇宙センター特別公開の様子

2017年9月30日(土)、筑波宇宙センター(TKSC)の特別公開が行われました。

有人宇宙関連のイベントとしては、大西宇宙飛行士と参加者との対話型講演や、おなじみの宇宙実験ショーのほか、きぼう船内ドローン"Int-Ball"(イントボール)の紹介、宇宙日本食の調理デモンストレーション、「きぼう」日本実験棟で行われている様々な実験や有人宇宙技術の紹介コーナーなどがあり、大勢の来場者で盛り上がりました。

そのほか、普段は見ることのできない「きぼう」運用管制室や「きぼう」実験運用エリア、HTV運用管制室、宇宙飛行士訓練施設などの公開も行われました。

ご来場ありがとうございました!平成29年度筑波宇宙センター特別公開

今回の特別公開は、天候にも恵まれ、12,500名を超える多くの皆様にご来場いただきました。

大西宇宙飛行士と話そう!

大西宇宙飛行士は、宇宙飛行士になる前は旅客機の副操縦士をしていたことなどの自己紹介の後、2016年7月から10月にかけて実施した国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在について、10分間でまとめた映像を流しながら説明しました。

ソユーズ宇宙船の打上げからISSに到着するまでの流れ、「きぼう」で実施したマウス長期飼育ミッションやシグナス補給船運用6号機のキャプチャなど、滞在中のさまざまなミッションについて、散髪やトイレなど宇宙の生活について、ソユーズ宇宙船の帰還と地上に戻ってきた時の感想などを語りました。

ISS長期滞在の説明の後、大西宇宙飛行士は、会場の参加者からの質問に答えました。参加者と大西宇宙飛行士の対話の一部を要約してご紹介します。

Q:ISSはどうやって組み立てたのですか?

A:米国のスペースシャトルという大きな貨物室を持つ宇宙船に、パーツを搭載して何回も運び、宇宙で組み立てを行いました。

Q:おならで前に進みますか?

A:おならで生じる推進力は、体を動かすほど大きくないので、前には進みません。

Q:宇宙で楽しかったことは何ですか?

A:ISSの窓から地球を見ることや、音楽を聴くことがストレス解消になりました。

Q:宇宙で嫌だったことは何ですか?

A:ISS船内のにおいは特に気になりませんでした。個人的には病院のにおいのイメージでした。嫌というか苦労したのは、トイレの使い方や、医学研究で必要な採血です。

Q:次のミッションまでの目標は?

A:「きぼう」の運用管制チームで、ISSとの交信を担当するJ-COM(ジェイコム)としてコンソール業務を行っているのですが、このポジションは地上のチームの動きが見えます。軌道上で作業を行う宇宙飛行士としての経験を「きぼう」の運用管制チームにフィードバックし、また自身もJ-COM(ジェイコム)として新しい経験を積んで、また宇宙に行き、より良い仕事をしたいと思っています。

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講演冒頭で自己紹介する大西宇宙飛行士

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ISS長期滞在について説明する大西宇宙飛行士

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参加者からの質問に答える大西宇宙飛行士

見て!聞いて!感じる!最新の宇宙実験
重力・空気の力を感じてみよう!実験ミニショー

実験ショーやクイズを通して宇宙の環境を紹介する「見て!聞いて!感じる!最新の宇宙実験」では、サプライズで大西宇宙飛行士が登壇し、「きぼう」で行われているマウス長期飼育ミッションや液滴燃焼実験(GCEM実験)について説明しました。また、屋外で行われた「重力・空気の力を感じてみよう!実験ミニショー」では、大気の力や無重力について、JAXA職員が実演をまじえながら解説しました。いずれのイベントも多くの観客でにぎわいました。

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見て!聞いて!感じる!最新の宇宙実験

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サプライズ登壇した大西宇宙飛行士

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重力・空気の力を感じてみよう!実験ミニショー

きぼう船内ドローン"Int-Ball"(イントボール)

ISS長期滞在を行う金井宇宙飛行士の相棒としても活躍予定の、きぼう船内ドローン"Int-Ball"(イントボール)を紹介するイベントでは、"Int-Ball"の地上モデルの展示とともに、JAXA職員が軌道上での初期検証の様子や機能などについて説明しました。

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"Int-Ball"紹介の様子

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"Int-Ball"の撮影を行う来場者

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"Int-Ball"とリアルタイム撮影映像(左側PC画面)

「きぼう」での実験や宇宙日本食など、有人宇宙技術関連のイベント

そのほか、「きぼう」で行っている宇宙実験について学べる「スペースサイエンスワールド!」や「きぼう」「こうのとり」運用管制室見学ツアー、宇宙日本食の工夫と魅力を紹介する「魅せます!宇宙日本食の"味力"!!」、「金井宇宙飛行士を応援しよう!メッセージフラッグコーナー」など、多彩なイベントが開催されました。「きぼう」での実験や、有人宇宙技術について担当のJAXA職員から詳しい説明が聞ける貴重な機会でした。

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スペースサイエンスワールド!

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展示された「きぼう」の実験ラックの模型

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「Asian Try Zero-G 2018」紹介コーナー

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「きぼう」運用管制室見学ツアー

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「こうのとり」運用管制室見学ツアー

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金井宇宙飛行士を応援しよう!メッセージフラッグコーナー

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魅せます!宇宙日本食の"味力"!!

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宇宙日本食調理デモンストレーション

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ご来場の皆様の夢&「きぼう」でしたい研究

 
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