平成17年度「宇宙の日」筑波宇宙センター特別公開
2005年10月23日(日)、平成17年度「宇宙の日」筑波宇宙センター特別公開を行いました。 普段では見ることのできない施設や実験コーナ、水ロケット教室などの各種イベントに加え、JAXA長期ビジョン講演会や野口宇宙飛行士による特別講演会が行われました。来場者数は、過去最高の7,774名を記録しました。 ご来場された皆様、ありがとうございました。次回の特別公開は、2006年4月科学技術週間に予定しています。 野口宇宙飛行士特別講演会
今回の目玉は野口宇宙飛行士の講演会で、第1回目は、STS-114ミッションで行った船外活動を中心に映像を交えた報告を行い、第2回目は、「宇宙の夏休み」と題してあやとりやボール投げなど地上で行っている何気ない遊びを宇宙で行うとどうなるか、その意外性、大変さについてわかりやすく説明が行われました。 宇宙ステーション運用棟ISSや「きぼう」日本実験棟の模型展示、宇宙食、船外活動用宇宙服、オレンジスーツなどの展示解説を行いました。またNASAと通信回線を結び試験準備中の「きぼう」運用管制室も公開され多くの見学者が訪れました。
宇宙実験棟1階では、実際に宇宙で使用された実験装置やこれから「きぼう」日本実験棟に搭載され宇宙で実験を行う予定の実験装置を公開し、様々な宇宙実験について解説を行いました。 2階では大スクリーンによるビデオ上映やISS・きぼうウィークリーニュース登録キャンペーンを行いました。
宇宙ステーション試験棟「きぼう」日本実験棟の実機やエンジニアリングモデル(実物とほとんど同じ構造の試験用モデル)の公開・解説を行いました。
無重量環境試験棟第6回船外活動手順開発試験を翌日に控えていたため、「きぼう」の実物大模型(一部)などが入った無重量環境模擬水槽が公開されました。 また、宇宙服や船外活動について解説を行いました。
宇宙飛行士養成棟
宇宙飛行士の閉鎖訓練設備や宇宙飛行士選抜に使われる検査設備の公開が行われました。中央ロビーでは、バーチャルリアリティ(VR)システムを使って、野口宇宙飛行士が行った船外活動を模擬体験するコーナが好評でした。
最終更新日:2005年10月25日
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