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土井隆雄宇宙飛行士が超新星を発見
  

土井隆雄宇宙飛行士
 土井隆雄宇宙飛行士が超新星を発見したことが、10月17日付国際天文学連合回報に掲載されました。超新星とは星が進化の過程で終焉を迎えたときに大爆発を起こす現象です。今回の超新星は「ろ座」北部にある銀河「NGC 922」に発見されたもので、「SN 2002gw」と命名されました。

 土井飛行士は口径30センチメートルの反射望遠鏡で観測し、17等級程度で輝くこの超新星を発見しました。土井飛行士は「超新星を発見することは宇宙を飛行するのと同じくらいエキサイティングな出来事だ」とコメントを述べています。

 土井飛行士はヒューストンで宇宙飛行士訓練を続けながら、1998年よりライス大学で天文学の研修を行っています。研究テーマは「オリオン大星雲での高速物体の運動」で、大星雲の中から星の誕生する過程を明らかにし、星が惑星系を持つ条件を明らかにしようとするものです。2002年4月には同テーマで修士号を取得しています。

土井隆雄宇宙飛行士撮影

撮影日時:2002年10月13日6時27分46秒(国際標準時)
露出時間:30秒
機  材:30cmF5ニュートン式反射望遠鏡

発見前の写真

(c)1995 by the Association of Universities for
Research in Astronomy, Inc.
提供:STScl



最終更新日:2002年10月21日

  
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