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宇宙放射線環境モニタリング実施状況

1. Area PADLES 1
:2008年6月 STS-124(1J)打ち上げ ~ 2009年3月 STS-119(15A)帰還

「きぼう」与圧部船内12箇所(Area PADLES 3からは17箇所)に設置したArea PADLES線量計によって、「きぼう」船内の宇宙放射線環境データをはじめて取得しました。

計測期間は約300日です。

当該期間は、2008年1月に始まった太陽活動の24番目のサイクル(第24太陽活動周期)の極小期にあたり、全吸収線量に対して、太陽粒子線の寄与が小さく、銀河宇宙線の寄与が大きくなります*

* 1755年から月当たりの平均発生黒点数によって太陽活動のサイクルが約11年周期で観測される。(下図参照)

年度別月間平均黒点数
年度別月間平均黒点数

Area PADLES線量計の「きぼう」への取付は、NASA宇宙飛行士 Gregory Errol Chamitoff が行いました。

2008年6月12日、「きぼう」船内でのArea PADLES線量計の取付の様子

計測結果は PADLESのフライトスケジュール/計測結果