若田飛行士の主要任務

若田宇宙飛行士の主要任務

●打上げ上昇時運用(Ascent Operation)
シャトルの打上げ上昇時に、フライトデッキ（操縦室）においてチェックリストを用いて計器類のモニタを実施、状況を把握すると共に、必要な指示、操作を行う。

●ランデブ時のシャトル操作支援
SFUとOAST-FLYER回収のためのランデブおよび近接操作時に、シャトルの操作支援を実施する。

●SFUシステム操作
SFU回収時に、SFUシステムの操作およびモニタを行う。

●SFUの回収およびOAST-FLYERの放出と回収に係わるロボットアーム操作
船内（フライトデッキ）よりロボットアームを操作して、SFUの回収およびOAST-FLYERの放出と回収を行う。

●船外活動支援
国際宇宙ステーションの組立と保守に必要な船外活動機器および支援機器の機能性能、技術手法等の軌道上検証試験として船外活動（EVA）が行われる際に、作業支援のため船内（フライトデッキ）よりマニピュレータを操作する。

●セカンダリ・ペイロードの操作
実験と観測を行うセカンダリ・ペイロードに係わる操作およびモニタの一部を実施する。

●医学データの取得
宇宙飛行が人体へ及ぼす影響を調べるため、被験者となって医学データの取得を行う。

　なお、STS-72ミッションの具体的な説明は、「若田宇宙飛行士の活動状況」ならびに「ミッション概要説明」を参照願います。

Last Updated : 1997.10.20