若田宇宙飛行士、
スペースシャトル・エンデバー号に搭乗
 

 1996年1月11日18時41分(日本時間)の打上げから同年1月20日16時42分(日本時間)の着陸までの若田宇宙飛行士活動状況を以下に示します。
1日目

打上げ(午後6時41分)。
若田MSは、外部燃料タンク切り離し時の写真撮影を担当した。
2日目
以下の各種実験を実施した。
微小重力下における背中の痛みの原因の各種検査(12時頃:以後毎日実施)
クルー区画における放射線量測定(13時30分頃)
蛋白質結晶成長実験、及び装置の温度確認(15時30分および22時頃)
軌道上でのクルーの動きを確認するための下半身束縛試験(19時頃)
ロボットアームシステム(RMS)のチェックアウト(19時過ぎ)
軌道上での頭および体の動きに伴う知覚障害チェック(21時頃)
3日目

蛋白質結晶成長実験装置の温度確認(12時頃)
SFU回収に係わるRMS操作
太陽電池パドル(SAP)を折りたたんだところ、その状態を固定(ラッチ)する課程で2つのSAPともに固定を確認する信号が得られなかったため、SAPを投棄した後に回収した。
若田MS、ダフィ船長と、総理大臣、科学庁長官および宇宙開発事業団理事長が交信を行った。(午後10時56分からおよそ15分間)
4日目

蛋白質結晶成長実験装置の温度確認(12時30分過ぎ、21時30分過ぎ)
クルー区画における放射線量測定(13時頃)
軌道上報告(その1)(13時05分 NASA TV放映)
血液検査によるストレス確認(15時30分頃)
NBC TVに出演(4名)(17時56分から10分間)
OAST-Flyerr放出に係わるロボットアーム操作(20時32分)
5日目
蛋白質結晶成長実験装置の温度確認(12時30分頃、22時30分頃)
船外活動(EVA)#1に係るロボットアーム操作(若田MS、ジェットPLT)
 チャオMSとバリーMSの船外活動(6時間9分)をロボットアーム操作を行い支援した。
キャビン温度測定(21時頃)
6日目 ・軌道上報告(その2)(11時頃 NASA TV放映)
・蛋白質結晶成長実験装置の温度確認(13時頃、22時頃)
OAST-Flyer回収に係るロボットアーム操作(19時15分)
7日目 ・蛋白質結晶成長実験装置の温度確認(11時30分過ぎ)
・NASDA/NHK共同企画生番組出演(若田MS、ダフィー船長)(午後0時41分から15分間)
・船外活動(EVA)#2に係るロボットアーム操作の支援(若田MS)
 チャオMSとウィンストンMSの船外活動(6時間54分)をロボットアーム操作(ジェットPLT)の支援を行った。
8日目 ・蛋白質結晶成長実験装置の温度確認(若田MS)(12時頃、21時頃)
・自由時間(4時間)(バリーMSを相手に囲碁を行った)
・血液検査によるストレス確認(18時頃)
・PAO(広報)イベント(ダフィー船長、スコットMS、若田MS)
 南アフリカ共和国の青少年との対談(20時30分頃)
9日目 ・軌道上報告(その3)(午前10時頃 NASA TV放映)
・軌道上記者会見(午後2時41分から30分間)
・蛋白質結晶成長実験装置の温度確認(若田MS)(12時30分頃)
10日目 ・軌道離脱準備、離脱(15時41分)
・着陸(KSC)(16時42分)
・着陸後クルー記者会見(18時13分~36分)
・ケネディ宇宙センターからヒューストン(エリントン空港)に移動
 エリントン空港にて、歓迎式典に出席(1月21日 午前4時20分~)
 なお、この歓迎式典には米国・クリントン大統領も出席され、その席での発言要旨は、以下の通りです。
 「宇宙計画において、我々は様々な国との協力を行っている。特に今回、日本との協力を祝福したい。我々の宇宙プログラムは国際協力により、世界の平和のために大きく役立っている。日本、ロシア、その他の国が協力して国際宇宙ステーションを建設しているが、国際宇宙ステーションで行おうとしている研究は医学や環境問題であり、NASAはこの分野について非常に大きな役割を果たしている。」


Last Updated : 1997.10.17


索引

STS-72ミッション

若田宇宙飛行士関連

イメージライブラリ