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スペースシャトルでの生活


キャビンの構造


スペースシャトルの座席
 スペースシャトルのフライトデッキの前部は、シャトルを操縦するためのコックピットで、左右ふたつの座席がある。左がコマンダーの席、右側がパイロットの席です。スペースシャトルの打上げと帰還時には、コマンダーとパイロット以外の搭乗員のためにフライトデッキに2個、残りはミッドデッキに席がつくられます。
 今回のフライトでは搭乗員が6人なので,ミッドデッキの席は2個である。 フライトデッキの席は、パイロット席のちょうど後ろと,コマンダー席とパイロット席の中間部の後ろにつくられた。
 なお、コマンダーの真うしろは、ミッドデッキに降りていくはしごがあり、ミッドデッキのふたつの席は、シャトルに乗り込むハッチのすぐそばとエアロックの前につくられる。

・打上げ時のフライトデッキの座席

コマンダー席  : ブライアン・ダフィ−船長
パイロット席  : ブレント・ジェット操縦士
後ろの左の席  : ウィンストン・スコットMS
後ろの右の席  : 若田光一MS
スペースシャトルの生活
 スペースシャトルの中で、宇宙飛行士たちはどんな生活を送っているのだろうか。
 宇宙飛行士の生活の場は、スペースシャトルのミッドデッキで行われ、ここには睡眠や食事用の設備、ロッカー、トイレ、廃棄物入れなどがある。なお,ギャレーと呼ばれる厨房があり、食事を暖めるオーブンなども備わっている。
 無重量状態では上下がないので、どのような格好でも眠ることができる。通常はミッドデッキで寝袋に入って就寝するが、水平3段と垂直1段の寝床がつけられることもある。
 船内での微生物の繁殖を防ぐため、食事の設備、トイレ、寝具は定期的に清掃される。下着は毎日、ズボンは週に1回交換する。洗濯機はないので、使用済みの衣類はプラスチック袋に密閉される。食器類はウェット・タオルでふき取る。
 トイレは地上のものによく似ており、排泄物は空気流装置で特殊な容器やプラスチック袋の送り込まれる。特殊容器は船外へ開いて水分を蒸発させ、固形物を乾燥させる。なお、扉を閉めて使えるので、寝床とともにシャトルでのプライバシーが保てる場所でもある。 シャトルにはシャワーがなく、スポンジで体の汚れをふき取る簡単な方法がとられている。また、シャンプをした場合も同様である。なお、電気かみそりは、ひげが飛ぶので使えず、必ずシェービング・フォームを使用する。


Last Updated : 1997.10.20


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