2019年度「きぼう」での静電浮遊炉(ELF)を利用した材料研究テーマ募集【基盤研究利用コース】について

公開 2019年8月 1日

国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟にある静電浮遊炉(ELF)を利用して実施する、材料の熱物性値の取得や新材料創成を目的とした実験の科学研究利用制度(基盤研究利用コース)の募集を行います。

なお、同時募集します「きぼう」利用フィジビリティスタディテーマ募集マウスサンプルシェアテーマ募集については、各募集案内をご確認ください。

募集の概要

「きぼう」でのELFを利用した実験は、JAXAがこれまでに獲得・蓄積してきた無容器処理技術を適用し、ISSの「きぼう」で熱物性値の取得や新機能材料を創成することにより、科学技術の発展や産業への貢献等、科学的成果を社会に還元することを目的としています。

微小重力空間では液体を空間に浮遊させることができるため、無容器状態を長時間維持できます。無容器状態では、容器からの不純物の混入が抑制され、また、核生成も抑制されます。「きぼう」のELFは、静電気力で物質を空間に保持した状態でレーザーでの加熱により、3,000℃に近い融点を持つ材料を溶融し、また、過冷状態での凝固を行うことができる実験装置です。これを使って、これまで得られなかった高融点材料の熱物性値(粘性、密度、表面張力)の取得や新しい機能をもつ材料の創成が可能です。

本「基盤研究利用コース」では、科学的成果創出を目的にこれらの実験を行う搭載試料を募集します。

今回は、2020年9月頃以降の宇宙実験実施を想定の募集です。

応募締切

2019年9月30日(月) 16時(日本時間)

電子メールにて静電浮遊炉(ELF)利用材料研究テーマ募集係 必着

応募関係書類

募集案内・応募書類は以下からダウンロードください。

ID タイトル サイズ
67954 ELF基盤研究利用コース・募集案内 [ pdf: 462.6 KB]
67956 ELF基盤研究利用コース・提案書 [ docx: 46.5 KB]
67955 ELF基盤研究利用コース・データシート [ xlsx: 25.7 KB]

宇宙実験にかかる契約について

宇宙実験に際して提案者の所属機関とJAXAとの間で利用契約(共同研究契約約款)を締結させていただきます。本制度においては、約款による契約締結方式を採用しています。提案者及び所属機関は約款に定める契約条件に同意のうえ、応募に必要な書類を提出してください。JAXAからの選定結果通知書(採択)の発送をもって契約が成立します。共同研究契約約款は以下からダウンロードして下さい。

ID タイトル サイズ
67957 ELF基盤研究利用コース・共同研究契約約款 [ pdf: 223.8 KB]

募集説明会について

2019年度に募集する「きぼう」利用テーマ(FSテーマ、マウスサンプルシェアテーマ、「きぼう」での静電浮遊炉を利用した材料研究テーマ)に関する説明、これまでの「きぼう」利用成果に関するプレゼンテーション、及び個別の利用相談会を開催します。募集期間中はメールでの問い合わせにも随時対応しています。

  1. きぼう利用ネットワーク・クロス~「きぼう」利用の歩み・研究成果の紹介、新たなテーマ募集に関するセミナー~

関連リンク

参考資料

ID タイトル サイズ
68570 人類への恩恵 第3版 日本語ダイジェスト版 [ pdf: 4.7 MB]
67841 「きぼう」利用成果レポート2014-宇宙で得られた成果- [ pdf: 29.3 MB]
67837 「きぼう」船内実験室利用ハンドブック 2019年8月J改訂版 [ pdf: 6.2 MB]

応募・お問い合わせ先

提案内容に関わらない各様式への記入方法、提案書作成上の事項や提案内容の宇宙実験実施に関わる技術的な事項等に関して、不明な点やご質問等がございましたら下記まで、E-mailにてお問合せください。


(一財)日本宇宙フォーラム(JSF)宇宙利用事業部
静電浮遊炉(ELF)利用材料研究テーマ募集係

応募は、電子メールの件名に「ELF利用テーマ募集【研究代表者氏名】」と記載してください。


国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 きぼう利用センター
きぼう利用プロモーション室

きぼう利用ネットワーク

きぼう利用や宇宙実験に関する最新情報をお届けします。「きぼう」利用や宇宙実験に興味のある方はどなたでもご参加いただけます。

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